東京湾の汚染と東京23区下水焼却場の管轄面積の試算について

結論から言うと、湾岸部77.2%-内陸部22.8%です東京都の下水汚泥焼却割合は概算の管轄面積)。
東京湾には、廃水や川などから莫大な量の放射性物質が流れ込んでいます。下水泥焼却施設や清掃工場・瓦礫処理を行う海岸の施設の廃水について、もっと調査していく必要があると思います。

次回(明日か明後日かその次位)は、東京湾の汚染について別のアプローチで考えたいと思います。

千葉県、産廃処分場、水源汚染不安、瓦礫リサイクル計画から見えること。
放流水から放射性物質 排水停止、濃度の低減化へ 柏市の最終処分場 2011年10月04日14時38分[県西エリア]
リンク切れの場合→http://megalodon.jp/2011-1224-0247-36/www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1317706731

東京の下水道事業は、合流式が多いのです。汚水だけでなく雨水も下水道処理場に多く流れ込み、その汚泥には多くの放射性物質含まれると考えられます。そこで、仮定として下水汚泥焼却施設の管轄面積を考えたいと思います。


既に周知の事実ですが、東京都23区が高濃度の下水汚泥を焼却しているとすると、焼却施設は5つです。23区にお住まいの方は、既に確認されていると思います。【汚水処理センター名】みやぎ・東部スラッジプラント・葛西・新河岸・南部スラッジプラント。

東京23区(区外は今回は無視で仮定)で、汚泥処理後の汚泥焼却施設は「ー5ヶ所ー」と記載があります。重要なのは、下水処理=焼却ではありません。再生センターの名称は、みやぎ・東部スラッジプラント・葛西・新川岸・南部スラッジプラントです。焼却量から言うと圧倒的に南部スラッジプラント、近辺の汚染から見ると葛西水再生センターが濃度の高いことが予想されます。ただし、東京23区の下水が、
箇所に濃縮されていることを考えると、5箇所の再生センター近隣の方は相当の注意が必要と思います。

南部スラッジプラント 
水再生センターの位置  
放射能防御プロジェクト 関東土壌汚染調査結果マップ
東京23区下水脱水汚泥の焼却センターごとの焼却割合です。区部下水道(平成21年度参照)。東部スラッジプラント+葛西、西部スラッジプラントを合わせると、湾岸部で相当な量を焼却しています。
みやぎ       ・・・4.1%
東部スラッジプラント・・・20.1%
葛西        ・・・17.2%
新河岸       ・・・14.2%
南部スラッジプラント・・・44.0%
下水汚泥の焼却施設、面積別(水再生センターHP参考)の計算。
湾岸部77.2%-内陸部22.8%です。さらに、東部スラッジプラントと葛西は、比較的放射能汚染の高い地域管轄の可能性があります。
【湾岸地域】
南部スラッジプラント21,115ha=芝浦 6,440ha+森ヶ崎 14,675ha
東部スラッジプラント13,595ha=砂町 6,153ha+三河島3,936ha+有明(?)+落合(+中野)3,506ha
葛西6,526ha=葛西 4,893ha+小菅 1,633ha
【内陸?】
新河岸10,474ha=浮間(+新河岸) 10,474ha
みやぎ=1,687ha




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