中国電力が上関原発建設を強行したい訳。原発凍結したら3895億円がパー?

togetterで以前、まとめたものをベースに簡単にまとめます。
東電救済に浮上する、財務官僚天下りの政策投資銀行。あれ、中国電力も?原発凍結したら3895億円がパー?
このときは、政策投資銀行に注目していたのですが、HPから中国電力に注目しました。
島根原発3号機にも長期融資
少し気になり、中国電力の有価証券報告書に着目しました。
有価証券報告書は、早い話、上場企業の資金調達先が詳細に分かります(もちろん、ここで隠す方法もあります)。

中国電力H22年度-有価証券報告書p130 (長期借入金 163,991百万円)→メガ銀なし

中国電力 平成22年度有価証券報告書 長期借入金一覧。
”株式会社
日本政策投資銀行
163,991百万円”
住友生命保険
相互会社
58,824百万円
日本生命保険
相互会社
58,468百万円
明治安田生命保険
相互会社
34,174百万円
第一生命保険
株式会社
20,761百万円

H22有価証券報告書 p129 建設仮勘定 原子力発電設備 389,580百万円
原発凍結やと、上関原発とあわせて、これもパーになる?

毎日新聞 2011年10月18日 東京朝刊 【野原大輔、久野華代】
野田首相:原発増設容認 島根原発、念頭に発言 新規推進とは一線
野田佳彦首相が17日の毎日新聞のインタビューで、原子力発電所の新増設を一部容認する姿勢を示した背景には、中国電力が建設中の島根原発3号機(松江市)の工事の進捗(しんちょく)状況が、4月末時点で約93%に達した事情を踏まえた現実的な判断がある。ただ首相は「全くまっさらなところから新しいものを作るのは極めて困難」とも指摘。新増設を推進する考えとは一線を画す考えも強調した。
この時の、野田首相の宣言は、原発停止の影響は、電力会社への影響が大きいことを心配したのでしょう。

神道も、島根原発三号機にどっぷりの原発推進派で、敷地提供しています。
メインバンクは、政府系金融機関
政策投資銀行には、別途またまとめたいと思います。

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