千葉県、産廃処分場、水源汚染不安、瓦礫リサイクル計画から見えること。




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以前、togetterで私がまとめたものです。

千葉県、産廃処分場、水源汚染不安、瓦礫リサイクル計画からみえること。

これをまとめたきっかけですが、twitterで  「千葉県の水源地に大量の汚染汚泥が搬入されています 署名活動に立ち上がる住民」を目にしたことでした。

その際に懸念したのは、
産廃業界=経済界=国が結託して、どの程度の規模で核廃棄物処理を強引に進める気なのかでした
では、現実問題どうなっているか?

今、考えてもあの時からただ先送りしているようにしか見えません。

(1)まず、荒  新井総合という会社について調べた所、安倍内閣の内閣官房副長官、元大蔵官僚が顧問で天下りしていることが目に付きました。
(2)荒  新井総合㈱の親会社の顧問に青山俊介という謎の人物がいました。これを調べると、JAPICの理事でガレキ等の処理、資材活用を提言していました
(3)(会長、新日鉄三村氏)JAPIC とは?
PDF
予備
これも調べてみると、経団連の大企業のTOPが名前を連ねています。
(4) 荒  新井総合㈱ の親会社、「東電出資」です!また、経産省からODAの受託
ここで浮かび上がるのは、国の瓦礫・リサイクル利権ゴロが空前の規模で、核廃棄物を流通させようと企んでいることでした。
最も心配だったのは、核物質の再利用です

それを提言したのがこの顧問の青山さん。
初めから、 荒  新井総合㈱ が噛むような仕組みと考えるのは、勘ぐりすぎでしょうか?

東京新聞にも取り上げられています。
「小櫃川水源地 汚染汚泥 搬入中止を」
(中略) 守る会によると、小櫃川と湊川の水源地には民間の産廃処分場が二カ所あり、県内各地から一キログラム当たり最大五五〇〇ベクレルの放射性セシウムを含んだ汚泥が大量に搬入されているという。
(中略) 国の基準では、汚泥はセシウムが同八〇〇〇ベクレルの暫定規制値以下であれば、これまでも埋め立てが認められてきた。ただ、小櫃川は五市の三十五万人の水道水、湊川は農業用水などに利用されている。大雨や劣化した遮断シートが破れれば汚染物質が流出する恐れがあるとしている

【追加】2011.10.22 新日鉄について
【光和精鉱】
光和精鉱株式会社(こうわせいこう)は、福岡県北九州市に本社を置く、廃棄物処理業者である。新日本製鐵(新日鉄)と、DOWAホールディングス傘下のDOWAエコシステムが共同で出資する

東日本大震災:焼却灰から放射性セシウム検出 北九州市、受け入れ停止指導 /福岡
北九州市は13日、千葉県流山市のごみ焼却施設で発生した焼却灰から1キロ当たり2万8100ベクレルの放射性セシウムが検出されたため、同市からリサイクル用の灰を受け入れている戸畑区の廃棄物処理業「光和精鉱」に対し、受け入れ停止を指導したと発表した。市循環社会推進課によると、光和精鉱の工場内にある灰の処理過程で出るかすを調べた結果、放射線量は0・2マイクロシーベルトで、人体には影響ないレベルという。
流山市は11日、環境省の要請を受けた調査で高濃度の放射性物質を検出したと公表。東京電力福島第1原発事故の影響とみられる。調査結果について北九州市には連絡がなかったため、市は近く流山市に対し、適切な情報提供と、受け入れ再開には改めて協議することを申し入れる。
原発事故以降、同社が流山市から灰を受け入れたのは6月13日までに11回、計約118トン。処理途中のかすについては再度、九州環境管理協会(福岡市)に放射線量測定を依頼する。同社は全国8自治体のごみ焼却施設の排ガスから分離したすす状の灰を受け入れ、銅や鉛などの非鉄金属を回収し、かすは製鉄用原料にしている。【仙石恭】
〔北九州版〕
毎日新聞 2011年7月14日 地方版




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