イレッサ薬害訴訟と経団連の米倉会長(住友化学)の関係について



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twitterのTLに流れてきました。

弁護団が印紙代払い忘れイレッサ訴訟2遺族、敗訴確定 

マジ!?
ということで、調べてみました。


・・・本当や。

 このような経過となりましたのは、昨年12月1日付で4名の一審原告の内、原告番号3及び4の方々につき、訴訟救助申立を却下する旨の決定とともに、印紙代を5日以内の12月7日水曜日までに納付するよう補正命令が出され、同月2日に、上告手続を担当していた東日本訴訟弁護団事務局長阿部が送達を受けたにもかかわらず、期限までに納付したのか確認を怠り納付期限を徒過したことによるものです。

うーん。
管理人、個人的に凄い応援していたのですよね。

というのは、巨大企業と薬害裁判ということもあるのですが、管理人は住友化学が嫌いなので、個人的に応援していたからです。

IRESSAのHP (予備)にAstra Zeneca という会社がでてきます。
この、Astra Zeneca という会社を覗いてみましょう。
アストラゼネカAstraZeneca PLCNYSE:AZN)は、イギリスロンドンに本社を置く、売上高世界7位(2005年)の製薬企業である。日本には現地法人として大阪市北区大淀中に建つ梅田スカイビル内にアストラゼネカ株式会社AstraZeneca K.K.)本社を置き、また東京都文京区の後楽森ビル内に東京支社を置いている。
世界有数の大企業ですね。
その日本の現地法人が、アストラゼネカ・ジャパンです。



株主AstraZeneca PLC 80% 住友化学株式会社 20%



つまり、住友化学は、持分方適用子会社クラスの株式を持っているんですね


そういえば、TV・週刊誌は触れてないですよね?

管理人の気のせいかもしれないですが、あら不思議ですね広告代理店さん。
原告団の方々を、引き続き応援したいと思います。


以下、引用 メモ
==========
薬害イレッサ訴訟上告審手続きについて
2012年01月07日

薬害イレッサ訴訟上告審手続きについて

2012年1月7日  
薬害イレッサ東日本訴訟弁護団
団 長  白 川 博 清
事務局長  阿 部 哲 二
(連絡先)城北法律事務所(担当 阿部)
電話 03-3988-4866
FAX 03-3986-9018

薬害イレッサ訴訟につきましては、昨年11月15日、東京高等裁判所第10民事部おいて、一審原告4名の請求を全て棄却する判決が言い渡され、これに対し、11月17日、一審原告4名は上告状及び上告受理申立書を提出しておりました。しかし、12月8日付で、このうち2名の方々(故近澤三津子さんの姉である別紙目録記載の原告番号3と新潟の患者の遺族である原告番号4の原告)につき、上告状及び上告受理申立書を却下する決定を受け、この決定に対する許可抗告についても本日、却下する決定の送達を受けました。
これにより、上告審は、新潟の1名の患者の訴訟が終了し、故近澤三津子さんの件(原告番号1の近澤昭雄が上告人兼上告受理申立人)と神奈川の患者の件(遺族である原告番号2が上告人兼上告受理申立人)に関する審理のみとなりましたのでご報告致します。
 このような経過となりましたのは、昨年12月1日付で4名の一審原告の内、原告番号3及び4の方々につき、訴訟救助申立を却下する旨の決定とともに、印紙代を5日以内の12月7日水曜日までに納付するよう補正命令が出され、同月2日に、上告手続を担当していた東日本訴訟弁護団事務局長阿部が送達を受けたにもかかわらず、期限までに納付したのか確認を怠り納付期限を徒過したことによるものです。
弁護団事務局長のミスによりこのような事態を招きましたことにつき、弁護団として、原告番号3及び4の方々に、経過報告と心からの謝罪を申し上げ、幸いご理解をいただきました。
薬害イレッサ訴訟にご理解とご支援を頂きました多くの方々に心よりお詫び申し上げます。
東日本訴訟は、原告団の理解を得て、2名の患者のケースにつき遺族2名が訴訟を続け(請求額総額6600万円)、これまでの原告団の団結を維持しながら、東京高等裁判所の不当判決を正し、薬害の根絶につながる正しい司法判断を求めていく所存です。
このような事態を招きましたことを深くお詫びし、以上ご報告申し上げます。
以上


薬害イレッサ訴訟についてのご相談、お問い合わせは以下の連絡先にて承っております。
薬害イレッサ東日本訴訟原告弁護団
城北法律事務所
東京都豊島区西池袋1-17-10エキニア池袋6階
電話:03-3988-4866
FAX:03-3986-9018
担当:阿部 哲二/津田 二郎/白鳥 玲子/加藤 幸
薬害イレッサ西日本訴訟原告弁護団
御池総合法律事務所
京都市中京区烏丸御池東入アーバネックス御池ビル東館6階
電話:075-222-0011
FAX:075-222-0012
担当:永井 弘二/住田 浩史



弁護団が印紙代払い忘れ イレッサ訴訟2遺族、敗訴確定 予備
2012年1月10日13時45分 朝日新聞

肺がん治療薬イレッサを服用していた患者3人が死亡したことをめぐる訴訟で、昨年11月の東京高裁判決を不服として最高裁に上告していた遺族4人のうち2人について、原告弁護団の手続き上のミスで上告が却下され、2人の敗訴が確定していたことがわかった。弁護団が明らかにした。残る2人の審理は続く。

弁護団によると、裁判所から印紙代を昨年12月7日までに払うよう求められたが、連絡を受けた担当弁護士が確認しないまま期限を過ぎてしまい、翌8日付で上告が却下されたという。弁護団は「原告に心からの謝罪を申し上げ、ご理解をいただいた。支援を頂いた多くの方々に心よりおわび申し上げます」との談話を出した。

次女三津子さんを亡くした原告団代表の近沢昭雄さん(68)は、ともに原告となった長女(46)の上告が却下された。「手続きの不備でこうなり、本当に残念。(長女も)つらいと思う」。近沢さん自身の裁判は続く。「今後に向けて頑張るしかない」と語った。

訴訟は、死亡患者3人の遺族4人が「副作用の危険性を十分に説明されなかった」として製薬会社と国に賠償を求めて提起。昨年3月の一審・東京地裁判決は両者の責任を認めたが、11月の東京高裁判決は遺族側の請求を全面的に退けたため、4人とも最高裁に上告していた。





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