東電社員の電源入れ忘れで、SPEEDIの予測が不正確に。


またか。その一言。緊張感がないというか、重要な事と思ってなかったのか。なんでなのですかね?

2012年2月25日 19時43分 更新:2月25日 19時57分 予備

 また、東電は同日、福島第2原発4号機で、放射性物質の放出量予測などに利用される「緊急時対策支援システム」(ERSS)に一時的にデータが送信できない状態になっていたと発表した。東電は計算機の機能を確認するため、2月14日午後2時過ぎから同24日午後2時50分までERSSを停止。その後、計算機を復旧させたが、東電社員はERSSの電源を入れ忘れたという。【神保圭作】

ヒューマンエラーじゃすまないですね。汚染水の報道と一緒にこそっとでてます。
それが起こらない様に、マニュアル整備・訓練・自動化などをする訳です。

無能・無脳な、東電ですからそれも仕方ないでしょうね。

前にもこれに絡むトラブル(?)をやっています。


【東電】震災時、非常用電源が接続されておらず必要な情報を国のシステムへ送れなかったことが判明
東京電力福島第一原子力発電所で、原子炉の状態などのデータを監視している国のシステムへ情報を送る装置に 非常用電源が接続されていなかったため、震災直後に必要な情報を送れなくなっていたことが分かりました。 



非常用電源が接続されていなかったのは、全国の原発の原子炉の温度や、周辺の放射線量などの情報をリアルタイムで監視する「ERSS」という国のシステムに情報を送るための装置です。 
東京電力によりますと、福島第一原発では、事故の4か月前のおととし11月この装置に予備として非常用電源を接続することを計画していましたが、用意したケーブルの長さが足りずに、接続しないまま放置していたということです。 


このため福島第一原発では、去年3月11日の地震直後に外部電源を失って以降、必要な情報を送れなかったということです。この国のシステムは、およそ2時間後に故障して停止したため使えなくなりました。 


前は、ケーブルの長さが足りずに放置(失笑)。
今回は、電源の入れ忘れ。

女川と東海もダメだったと。ホントにダメな会社ですね。

東日本大震災の影響によるERSSに係る伝送停止について 平成24年1月31日経済産業省




SPEEDI Wiki
2011年3月に起きた福島第一原子力発電所事故では、3月11日夜以来原子力安全・保安院が、12日未明以来文部科学省が、多数試算してみていた。その試算では、福島第一原子力発電所のプラントデータを配信する緊急時対策支援システム(ERSS)[3] のデータが使用不能になっていため、放射性物質放出量の条件については仮想事故データなどの仮定を入れて、実際の風向きなどでの20~100km四方程度の地域について一定時間後の各地の大気中濃度、地表蓄積量などをSPEEDIで出して配信した。

まぁ、SPEEDI自体を隠蔽したので、一緒と言えば一緒ですね。

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