ソフトバンクが新たな電波獲得。先行投資成功と通信環境改善へ。




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ソフトバンク(softbank)ユーザーとしては、重要なニュースですね。




 総務省が、携帯電話に使う周波数900メガヘルツ帯の電波を、新たにソフトバンクモバイルに割り当てる方針であることが29日分かった。同日午後の電波監理審議会に諮問し、決定する見込み。

 900メガヘルツ帯は、電波が遠くまで届きやすいことから価値が高い「プラチナバンド」と呼ばれる。総務省が1社への割り当てを計画したのに対し、携帯大手4社の全てが手を挙げていた。

なぜこのニュースが重要かと言うと、以下の2点があげられます。

1.ソフトバンクの保有する電波が、競合企業と比較して遠くに届きにくかった。
2.iphone(アイフォン)の販売激増で、通信回線に余裕が無くなってきた。
3.上記同様、他社メーカーを含めスマホの販売増加。

販売数の増加で、財務体質は劇的に改善したものの、上記の要因から電波状態が競合二社・NTTドコモ、au(KDDI)と比較して悪く、この新しい電波帯の獲得に名乗りをあげていました。




1兆円投資で“ソフトバンク流”大規模基地局を設置 2011/5/10 23:00


 この設備投資額は、携帯電話事業会社のソフトバンクモバイルが割り当てを希望している700M/900MHz帯の周波数帯での事業免許の取得を前提にしているようだ。孫社長は1兆円のうち700M/900MHz帯への設備投資額の割合こそ明らかにしなかったが、「もし取れなければ1兆円よりも減るだろう。ただし、当然、我々に割り当てられるものと信じている」(孫社長)と強烈にアピールした。

(中略)
 700M/900MHz帯を取得できたら、1~2年で1万局以上の大規模基地局を建設する計画のようだ。「日本全体の建設能力として40~50メートル級の鉄塔は年間で1万局と言われている。今回工法も工夫しており、それを遙かに凌駕するような速度で建設していきたい」(宮川CTO)。


ソフトバンクは既に、免許獲得前から、通信設備の増強にリスクをとって損失覚悟で動いており、今回の免許取得を素早く生かすことができます。

競合企業に目を向けると、NTTドコモ・KDDI共に、スマートフォンの半場増加により、データ通信量が激増、通信障害が発生しています。

NTTドコモ・au・ソフトバンク3社の、電波環境の差が劇的に縮小する可能性があります。





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