飯舘村のモニタリングポスターのデータを、文科省が意図的に低く見せている。村内全3147カ所中、文科省の発表を下回ったのは1ヶ所だけ。




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環境省やっぱ最悪ですね。
原発事故前も原発事故後も、全くいい評判を聞かない。




 問題は飯舘村の放射線量だ。村内全3147カ所を見ると、最大は毎時21.2マイクロシーベルト。エリアによってバラつきはあるが、政府が定めた許容被曝量「年間20ミリシーベルト」(毎時3.8マイクロシーベルト)を上回る地域が大半だ。
 ところが、文科省が1月16日に発表した飯舘村の放射線量は毎時1.17マイクロシーベルトだった。環境省調査でこの数値を下回ったエリアは、たったの1カ所。0.03%の確率に過ぎない。恐ろしいほどの数値のギャップだ。
 日刊ゲンダイ本紙は22日付で、飯舘村の酪農家・長谷川健一氏(58)の次のようなコメントを紹介した。
「昨年11月末ごろ、国の除染モデル事業を請け負った大成建設の作業員とみられる10人ほどが、村のモニタリングポストを高圧洗浄機で洗い、土台の土をソックリ入れ替える作業を行っていた。その様子を複数の村民が目撃していたのです」

発表したエリア3147ヶ所中、1ヶ所だけが、環境省が発表した放射線量より低いとは、最早、無茶苦茶であると思います。

モニタリングポスト周辺を除染すれば、確かにデータが下がりますが、一体、何の意味があるのでしょうか?
住民は、モニタリングポスト周辺に張り付いて生きている訳ではありません。






「新潟」や「三重」ナンバーのトラックが行き交い、荷台に山積みされた黒い土のう袋を大型クレーン3台が次々につり上げては木々の間に敷き詰めていく。白く美しい雪山と黒い土のう袋のコントラストは強烈だ。

除染モデル事業は国が日本原子力研究開発機構福島技術本部に委託、大成建設JVの請け負いで昨年末から着手した

除染事業は、確かに大成建設JVが請け負っていることになっています。
国のモニタリングマップでも、飯舘村はそもそも十分に放射線量が高いことは、明白です。

加えて、風雨による放射性物質の移動で、局地的にさらに濃縮が進み猛烈な放射線量となっています。

文科省のやり方は、あまりにも不誠実です。
村民を帰還させることしか考えていないのでしょう。

それも、当然の話で、あれだけ莫大な金額を無駄な除染につぎ込むわけですから、環境省や細野大臣の責任問題になります(まぁ、文科省も諸々の失策を隠したい思惑でしょう)。
まさか、面子のためだけに、こんな無茶苦茶をしているとは思わないのですが。

予備

<追記>





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