(重要:隠蔽)環境省が2月に、日米で損傷した使用済み燃料の処理、廃炉に数十年かかると議論したことなどを隠している。




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表題の通りです。
アメリカで発表されていますが、環境省のプレスリリースでは抜けています。

使用済み燃料プールの燃料が壊れている話をしているのが、国民にバレルのがまずいので、隠したのでしょう。多分、壊れてるでしょうけど・・・。
タイトルで、廃炉としていますが、除染を含めた全ての原状回復という意味と思います。


環境省は、米国エネルギー省主催により2月13日~15日に米国ワシントン州ハンフォードで開催される、除染等に関する日米ワークショップに出席します。(本ワークショップは非公開で行われます。)

1.背景・目的
 平成23年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発の事故への対処に役立てるため、今般、米国ワシントン州ハンフォードにおいて、米国エネルギー省主催の除染に関する日米ワークショップが開催されることになりました。最新の技術を用いた除染や、政策・計画等関連する事項に関し、経験や知見の共有を進めることを目的としたものです。

2.ワークショップの概要
(1)日程
平成24年2月13日(月)から15日(水)
(2)場所
米国ワシントン州ハンフォード
(3)主催者
米国エネルギー省
(4)参加者(予定)
米国エネルギー省、米国環境保護庁、日本政府の実務担当者及び専門家
(5)内容
○米国の除染・廃棄物処理に関する知見紹介
○日米の専門家の意見交換
○米国の除染等に関するサイト視察
なお、ワークショップは非公開で行いますが、ワークショップ終了後、結果の概要を公表する予定です。

【参考】
米国ワシントン州ハンフォード:マンハッタン計画に基づきプルトニウム精製が行われた場所。現在精製は行われていないが、米国内最大の規模で核廃棄物や汚染土壌等の処理が進められている。


平成24年2月21日
米国エネルギー省主催除染等に関する日米ワークショップの開催結果について (お知らせ)予備


 環境省は、米国エネルギー省主催により2月13日~15日に米国ワシントン州ハンフォードで開催された、除染等に関する日米ワークショップに出席しました(本ワークショップは非公開で行われました)。


1.背景 ・ 目的
 平成23年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発の事故への対処に役立てるため、米国ワシントン州ハンフォードにおいて、最新の技術を用いた除染や、政策 ・ 計画関連する事項に関し、経験や知見の共有を進めることを目的に、米国エネルギー省主催の除染等に関する日米ワークショップが開催されました。


2.ワークショップの概要 ・ 結果
(1)
平成24年2月13日~15日に、米国ワシントン州ハンフォードにおいて、米国エネルギー省主催の除染等に関するワークショップが開催され、日米の政策担当者 ・ 研究者 ・ 専門家等約90名が参加しました。
(2)
参加者は、ハンフォードの核関連施設跡地等においてエネルギー省により実施されている廃棄物処理や地下水浄化等の取組状況につき現場を視察するとともに、同地を含め米国各地で行われている除染等の実施事例や技術につき、米国エネルギー省や環境保護庁の担当責任者等から詳細な説明がなされました。
(3)
日本側からは、放射性物質汚染対処特措法の制定等の除染の枠組みの整備、除染モデル事業やモニタリング等取組の進捗状況、除去土壌等の処理に関する考え方や除染ロードマップ等今後の進め方に関して紹介を行いました。
(4)
環境省としては、今回のワークショップを通じて得られた米国の取組に係る情報等を、今後我が国が除染等の取組を進めるに際しての参考として活用していきたいと考えています。

上記では、特に言及されていません。「等関連する事項」に入るのでしょうか?
環境省がプレスリリースでだしていない箇所があります。

参加者とハンフォードについての内容、時期から判断して、上記と同じものと判断できます。

DOE=米国エネルギー省
Japanese delegation in Tri-Cities this week to talk radioactive contamination cleanup


This story was published Thursday February 16th 2012 

By the Tri-City Herald staff 

A delegation from Japan is in the Tri-Cities this week to meet with experts in the cleanup of radioactive contamination.

This is the second workshop to share information between Department of Energy experts and Japanese experts after the Fukushima nuclear disaster, which spread radioactive contamination that could require decades to clean up. The first workshop was held in October in Tokyo.

2回目のワークショップは米国エネルギー省の専門家と日本の専門の間で、福島原発事故の後、核汚染の広がり、元通りになるまでに(除染+廃炉など)数十年が必要とされることが情報共有された。


最初のワークショップは東京で12月に開催された

"The Energy Department's environmental cleanup mission is one of the world's largest programs of its type and a key element of the program's success to date has been a sharing of practices and cooperation with our international partners," said Lindsey Geisler, a DOE spokeswoman in Washington, D.C.

The workshop is bringing together researchers from the United States and Japan to share cleanup experiences and lessons learned that could help with the cleanup efforts at Fukushima, she said. Information is being shared from across the nationwide DOE complex.

The workshop includes experts from DOE, the national laboratories, the Environmental Protection Agency; and cleanup site contractors, including those at Hanford. 

Topics to be discussed include cleanup of soil and ground water; radioactive waste storage, treatment and disposal; removal of damaged spent fuel and debris from storage pools; deactivation and decommissioning of facilities; and public communication with Japan.

>議題は土壌や地下水の浄化など:放射性廃棄物貯蔵、処理及び処分;使用済み燃料プールから損傷を受けた使用済燃料やごみの除去、不活性化と施設の廃止措置などを、日本の意見広告(政府広報?)


文字通り、使用済燃料プールの燃料については、下記の動画で小出さんが語っている通りの内容が話し合われたのではないのかと、管理人は考えています。日本政府は、未だ情報公開のやる気がありません。



小出裕章:4号機燃料プールが崩壊すれば日本は"おしまい"です
http://www.youtube.com/watch?v=CezLuBZqd8U




小出裕章:4号機燃料プールが崩壊すれば日本は"おしまい"です/ZDF:4号機燃料プール崩壊は日本の終わりを意味する 2012 年 3 月 08 日 14:24:03:


もう見ていただいて分かるように
ここにプールがあって
その底に使用済み燃料がたくさん溜まっている
もしこれから大きな余震でも起きて
ここの壁が崩壊するようになれば
プールの水が抜けてしまいますので
使用済みの燃料を冷やすことができなくなる
そうするとどんどん更に溶けてしまうということになって
使用済み燃料がたぶん全て溶けてしまうだろうと思います
そうなると使用済み燃料の中に含まれていた膨大な放射能が
何の防壁もないここから外に噴き出してきてしまう


<地震が来ない内に使用済み燃料を抜き出して>
<横にプールでも造って移せばいいんじゃないですか>


ところが使用済み燃料を空中に吊り上げるようなことをすると
使用済み燃料から膨大な放射線が飛び出してきていますので
周辺の人達はもう死んでしまうしかないというくらいの強い


オペレーションフロアの上に
巨大なクレーンのようなものが見えます
これがクレーンで
実は巨大な容器を吊り上げたり
吊り降ろしたりするためのクレーンなんですが
もうこの建屋自身がもう爆発で吹き飛んでしまっていますから
もうこのクレーンすらが使えない


やらなければいけないことはたくさんあって
まずは使用済み燃料プールの中に崩れ落ちてしまっている
瓦礫などをどけなければいけない
そしてどけた後に巨大な容器を沈められるように
何らかのクレーンのようなものを
現場で動かせるようにしなければいけない
外から巨大なクレーンで吊るということができるでしょうから
その準備をする
そして沈めて
もうたぶん何がしか壊れているであろう使用済み燃料
巨大な容器に入れて
それをまた外に吊り上げるということをやらなければいけない
ただそういうことを全部やろうとすると
たぶん何年という単位が必要になるだろうと思います


<その何年という間に建物を壊すような地震が来たら>


おしまいです


4号機燃料プールが崩壊すれば日本の終わりを意味する (ZDF)
http://www.youtube.com/watch?v=UtqF4PHPPlg



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