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中国電力が、寄付金をストップしたようですが、これはただの揺さぶりだと思います。
上関町とは、中国電力の原子力発電所建設計画がある所です。
事故が起こると、瀬戸内海沿岸一帯、九州・近畿の一部が壊滅することが予想されます。
(この問題の本質は、たかだか数千人の住民の意見に、数千万人の運命が左右されることです)
この記事は、一見すると中国電力が建設を諦めかけているのか?という解釈もできると思いますが、私はそうは、思いません。
原発建設を中止すると、多額の損失が発生するからです。
H22有価証券報告書 p129 建設仮勘定 原子力発電設備 389,580百万円
原発建設を凍結すると、これがパーになります。
島根原発は、増設なので、大部分は上関原発建設費用であり中止になったときの中国電力の会計上のダメージは、とてつもなくでかいです。
今回の寄付撤回は住民を揺さぶるためのものというのが、私の考えです。
建設計画は諦めていないと考えるのが妥当でしょう。
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