東京電力柏崎刈羽原発は100Bq/kg以下でも、ドラム缶で保管。消費者は食べてます。

朝日新聞が100Bq/kg以下の時の東電の対応を報道しています。
そもそも、なぜ新潟版だけなのでしょうか?

これ大問題ですよね。
原発敷地内なら、問題な物が敷地外なら食べても問題がないようです。

結論から言えば、ドラム缶に入れて厳重に保管しているものを、日本人は普通に食べています。500Bq/kgの暫定基準値など論外でしたね。

現在の100Bq/kg以下の基準も十分に高いことが分かりやすく書かれています


朝日新聞新潟 2012年04月20日

 東京電力は19日、柏崎刈羽原発内で出た低レベル放射性廃棄物の管理方法を公開した。同原発では再利用が認められている1キロあたりの放射性セシウムが100ベクレル以下のゴミもドラム缶に入れて厳重に管理し、搬出後もコンクリートや土で外に漏れ出さないようにしている。長岡や新潟など県内5市は同100ベクレル以下の震災がれきを受け入れる考えだが、その焼却灰をどう管理するのか、より分かりやすい住民への説明が求められそうだ。 
     ◇
 公開されたのは、柏崎刈羽原発内で放射性物質が付く可能性のある「放射線管理区域」から出た低レベル放射性廃棄物のうち、針金やスプレー缶などの燃えないゴミの処分方法。
 ゴミはまず、ポリ袋に入れられて「固体廃棄物処理建屋」へ。ポリ袋から出し、手袋やマスクをした作業員がドラム缶に詰め込む。ゴミのかさを減らすため、切ったり、圧縮したりすることも。ドラム缶の中身が動いたり、漏れ出したりするのを防ぐため、砂とセメントを混ぜたモルタルを流し込んで固める。
 ドラム缶はコンテナに積まれ、青森県六ケ所村の「低レベル放射性廃棄物埋設センター」へ運ばれる。
 1キロあたりの放射性セシウムが1千億ベクレル以下の低レベル放射性廃棄物については原子炉等規制法で地下数メートルに埋め立てできるとされている。六ケ所村のセンターでは土を掘ってドラム缶を入れ、周囲をコンクリートで固め、放射性物質を吸着しやすい土をかぶせるという。
 同法で再利用してもよいとされている同100ベクレル以下のゴミも扱いは同じ。東電の担当者は「柏崎刈羽原発では、100ベクレル以下でも原発内で汚染されたゴミはすべて低レベル放射性廃棄物として厳格に管理することになっている」と話す。
 手袋や作業服など、放射性物質がわずかに付着した燃えるゴミは、洗濯をして何度か使った後、原発内で燃やしてドラム缶に保管される。処分方法は決まっていないが、東電の担当者は「燃えないゴミと同様、モルタルで固めて処分することになるのではないか」と話している。(富田洸平)

(中略)

上記のように原発敷地内で対応がとられています。
それが、有名な下記のような発言に繋がっていきます。


枝野官房長官の会見全文〈21日午後6時〉 予備
2011年3月21日23時36分
 【冒頭発言】


 まず、ホウレンソウ、原乳等から放射性物質が測定された問題について報告する。昨日、厚生労働省からも細かい地点や数値を発表した。また今日も、各地でのモニタリングの結果を集計の上、厚生労働省から発表する。

 皆さんにしっかり理解いただきたいのは、暫定基準値を超える数値が測定されたが、これは人体に影響を及ぼすような数値ではない。基本的に暫定基準値のもとになっている考え方は、一生ずっとその数値のモノを飲食しつづけた場合、健康に影響が出る可能性がある、そういった大変低い数値を基準としているので、たまたま数回にわたりそうした飲食物を口にしたことで、健康に影響をあたえる可能性はないというのが専門家の認識です。過剰な反応がないよう冷静に対応していただきたい。
(中略)

2:55~ 3月23日午前の記者会見




7回しか言っていないらしい。TVや動画で何回も見たり聞いたりしましたよね。

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