福島第一原発2号機の圧力容器下部の温度計は、既に残り2つ、4つが故障や異常扱い。廃炉は、数十年先。




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もう温度計なくなりそうですね。建て前では、故障や異常のようです。管理人は、故障は建て前で、ある程度は使えるのではないかと見ています。何れにしても、爆発してチェック・校正ができていないので、信頼性は低いですね。

次に圧力容器下部の故障となると、圧力容器下部の温度計同士で比較も困難。どんな報道を発表する気なんでしょうね?マスコミは何とも思わんのかな?



(4月15日11:01)

福島第一原発2号機で14日夜、圧力容器の温度計のひとつが急激に上昇しました。ほかの温度計に大きな変化はないことなどから、東京電力はこの温度計を異常と判断し監視の対象から外しました。

 東京電力によりますと14日午後9時ごろ、2号機の圧力容器の下部に取りつけてある温度計のひとつが、一瞬にして6.1度上昇しました。近くにある別の温度計は45度前後で安定しているほか、周辺の放射線量を測るモニタリングポストの値に変化はないことから、東京電力はこの温度計を「異常」と判断し、監視の対象から外しました。

 6つある圧力容器下部の温度計のうち、事故後4つが「故障」または「異常」と判断され、現在は2つだけで温度を測っています。

追記 朝日新聞は、圧力容器下部の残った温度計の数には触れずに、全体の数を引用することで誤魔化していますね。


2012年4月15日19時0分
 東京電力は15日、福島第一原発2号機で、原子炉の冷温停止状態の判断基準となる圧力容器底部の温度計の一つが正しい値を示していないと発表した。2号機は、事故直後に計測できた温度計36個のうち、18個が正しい値を示していない。

 東電によると、今回壊れたとみられる温度計は上昇気味で、14日午後9時ごろ、瞬間的に6.1度上がり59.9度になった。東電が調べたところ、断線しかかっている可能性があるという。この温度計は原子炉の温度を測る基準に使われていたが、今後は参考程度に使う。

仮にロボットを使って温度計を設置させるにしても、放射線量が高いと、半導体がやられてしまうので、地球上に存在するロボットでは、今の所は無理です。


人間が行くと、現場にいるだけで、最悪7分も経たずに致死量ですね。
たどり着くまでに、もっと被曝するでしょうし。


2号機格納容器で72シーベルト 福島原発で線量測定 予備

 東京電力は27日、福島第1原発2号機の格納容器内に線量計を入れて計測し、毎時31・1〜72・9シーベルトの高い放射線量を確認したと発表した。圧力容器を突き破って、格納容器下部まで溶け落ちた燃料の影響とみられる。

 人間は7シーベルト浴びると1カ月以内に死亡、20シーベルト以上では数日以内に死亡するとされており、中には入れないレベルの線量。

 東電は26日、2号機格納容器内に内視鏡を挿入して水面の高さを調査。27日は格納容器の同じ貫通部から、線量計を約3メートル挿入して線量を測った。

(2012/03/27 19:52 更新)




予備 2012/3/26 20:37


 東京電力は26日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉格納容器内に工業用内視鏡を入れ、格納容器にたまった冷却水を初めてカメラで撮影したと発表した。水面は容器の底から約60センチメートルの位置にあった。水深は当初4メートル以下とされたが、大きく下回った。27日には内部の放射線量を測る。

 炉心溶融を起こした1~3号機の中で線量が低い2号機から調べたが、それでも注いだ水のほぼすべてが漏れ出る損傷があるとみられる。廃炉作業では格納容器に水をためて放射線を遮蔽する計画で、作業の難しさが改めて浮き彫りになった。

 東電は水温がセ氏48.5~50.0度だったことから「格納容器底部に落ちた燃料は水につかって冷却できている」(松本純一原子力・立地本部長代理)としている。水漏れは圧力抑制室やそこに続く配管が損傷している可能性が高いという。

 水は透明で粉末状の堆積物があった。塗料片や配管のさびとの見方を示した。格納容器の中心部は壁で隔てられている。燃料を確かめるには専用ロボットなどが必要になる。2号機は1月にも調査したが内視鏡が10メートルと短く水面は映らなかった。今回は20メートルに伸ばした。



水面に見えた黄色い物質の写真です。
東電の説明通り、本当にサビだったのでしょうか?












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