日本テレビでまたも、やらせ。読売新聞は報道で、日テレの取材ルールに抵触していたことを報道せず。番組報告との比較。




シェア
このエントリーをはてなブックマークに追加

 


日テレでやらせがあったようです。
それに対する同じグループの読売新聞の報道を検証。

管理人としては、不足している点が多々あるように思います。
見比べてみてください。
番組HP


お詫びではなく、報告?


読売新聞の記事は、取材ルールに反していることに触れずに、日テレを庇う記事になっています。



 日本テレビが4月25日に放送した報道番組「news every.」で、取材した企業の経営者の親族を、顧客として紹介していたことがわかった。

 2日の同番組内で経過を説明し、謝罪した。日本テレビ総合広報部によると、番組内の特集「食と放射能 水道水は今」で、飲料水を販売する神奈川県内の企業を取り上げた際、この企業経営者の親族の女性を顧客と紹介し、「水道水は不安があるので、水を買って飲んでいる」といった発言を放送した。放送当日に指摘を受け、調べたところ、取材班は顧客の話が必要と考え、企業側から紹介を受けた。

 一方、企業の担当者は、女性が経営者親族と知らなかったという。

(2012年5月3日19時35分  読売新聞)

日テレの取材ルールに抵触していたことをなぜか、報道してないですね。

同時に、上記の報道の仕方を詳細に見ていくと各種の問題がでてきます。
まず、赤文字部分。意味不明です。もう少し詳細に説明すべきと思います。

記事だけ見て感じた、論点を整理したいと思います。


1.なぜ、取材先の企業に顧客の紹介を依頼したのか。

・企業側が自社にとって有利な人間を出演させる可能性が十二分に考えられる。

・企業側に個人情報保護法違反などの可能性が当然考えられる。


2.スーパーかコンビニでなぜ取材をしなかったのか。

・企画をかえて、市販のペットボトルの飲料水を購入した客を、取材すれば終わる話。

・取材の手間を嫌った、つまり番組作成が手抜きだった可能性がある。


3.特定企業を番組に使うことのチェック機能がないことを露呈。

・上記点から生じる問題は、取材上の利益相反を全く考慮していない。

・同時に、この取材手法が、日本テレビとして当然の手法であるのかどうかが、読売新聞の記事からは、検証が全くなされていない(ある意味、やらせよりも問題)。


関係者の処分はなしですか?業者に紹介をお願いせざるを得ないならば、ペットボトルの水の企画にすればいいだけだったと思います。視聴者を舐めてるのでしょう。



シェア
このエントリーをはてなブックマークに追加

 


関連記事・:


0 件のコメント:

最近の記事も是非どうぞ