(動画)関西電力がHPで、テレビ朝日「モーニングバード」での古賀茂明氏の発言に抗議。あの東電並みの努力をすれば、「計画停電や節電が不用」と検証した番組。




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関西電力がHPで、テレビ朝日「モーニングバード」での古賀茂明氏の発言に抗議しています。その動画が気になったので、見てみました。

古賀さん、確かにその趣旨の発言をしています。
その発言の前に注目すると、関西電力が東京電力と同じくらい普通にやってみれば、節電が必要ないことを、検証した動画でした。

▲政府が、関西電力管内で大口需要家の電力使用制限令(罰金あり)を見送り←でも、4電力会社に計画停電を要請!

▲(速報・メモ)枝野経産相。関西電力の福井県大飯原発、3・4号機は、安全対策実施済みと確認。

(追記)言ってたね。

▲(速報・メモ)枝野経産相。関西電力の福井県大飯原発、3・4号機は、安全対策実施済みと確認。



…橋下氏は安全基準には「納得できない」。再稼動に踏み切れば「もう政権は持たない」と敵対姿勢を一層強めてきた。
 こうした姿勢に、藤村氏も「地元の同意は法律上義務づけられたものではない」と軌道を修正。閣内からは「大阪を広域停電させるしかない」との強硬論まで飛び出すが、再稼動を強行すれば世論の反発を招くのは確実だ。再稼動の最終決定は政権にとって重い政治判断となる。

ちょうど、上記のように計画停電の発表があったので気になってました。
動画を簡単に検証したのが下記です。

(1)大手メーカーの製造能力。回答があった日立製作所だけでもかなりの量です。


(2)でも、やる気がなかったのでやってませんでした。


(3)東京電力は221万KW増やしたけど、関西電力は2万KWが精一杯でした、と。


(4)東京電力がリースしていた約25万KWもあって、これも期間が終わってそのまんま借りれました、と。


(5)原発を稼動する必要があるって言ってたけど、原発の出力は236万KW


(6)真面目にやれば、原発なしでも足りてたじゃんという内容。


上記の通り、関西電力を理詰めで、数字を積み上げて批判した内容でした。



本日のテレビ朝日「モーニングバード」での、今夏の電力需給に関する報道内容についての当社からのお知らせ


 本日(平成24年5月17日)、テレビ朝日「モーニングバード」の番組内で、大阪府市統合本部特別顧問・古賀茂明氏の「火力発電所でわざと事故を起こす、あるいは事故が起きたときにしばらく動かさないようにして、電力が大幅に足りないという状況を作り出してパニックをおこすことにより、原子力を再稼動させるしかないという、いわば停電テロという状態にもっていこうとしているとしか思えない」というインタビューが紹介されましたが、当社として、そのような事を検討している事実は一切ありません。
 当社は、引き続き、追加供給力の確保に最大限努め、電力の需給安定に向けた取り組みに全力を尽くしてまいります。


関西電力株式会社

11:10~




モーニングバード「そもそも総研」より。


そもそも原発事故のあった東京電力で夏の電気は足りるのに、事故のなかった関西電力で足りないのか。
関西電力は原発への依存度が高いからだと思ってる人も多いだろうが、2010年の夏のピーク時の原発依存度は、東京電力が16.7%で関西電力が25.6%と、思ったほど違わない。
では暑かった2010年と今年ではどこがちがうのか。

東電では去年から緊急設置電源を準備していたが、関西電力はほとんど作らなかった。
もし用意していたら、関西の電気も足りていたかも。
ではなぜ関西電力は努力しなかったのか。

古賀茂明氏は、今は「電力が足りない」という脅しを続けて再稼動に向かおうとしている、という。
経産省と関西電力が一体となって進めている話として、当初はプランAというものがあった。
それは311から1年たったら、喪が明けたということで早々に原発再稼動を決めてしまおうと。
決めても、国民は一年たったら忘れているよと。
ところが実際には国民はそんなに甘くなかった。そんなにバカじゃないです。

そこで、このままじゃいけないということで、プランBに移った。
これは無理やり政府が強行するのではなく、わざと時間をかけて電気が足りないんじゃないかとPRしていく。
政府の需給検証委員会もそうです。
するとそのうち、中小企業や自治体の中に、もう我慢できない、心配だから動かしてくれという声が出てくるだろう。
それを受けて、わかりました、そこまで言うなら動かしましょうという作戦がプランB。

ところがそれをやっていくうちに、大阪の戦略会議などから、もっと数字が出せるんじゃないか、ひょっとすると足りるんじゃないかという話になってきた。
それで計画停電とか電力使用制限令など、新しい脅しを出してきてますが、それで再稼動までいけるか不安が残る状況だと思います。

でもこれで終わらないんじゃないか。プランCがあるかもしれない。
それは最悪のシナリオだが、何がなんでも原発を動かしたいということになると、ある意味で停電テロみたいなものだが、そこまでいくんじゃないか、と古賀氏は言う。

要するに去年から準備をしてれば電気は足りるのに、今までのばしている。
これはなんとかして停電にもっていきたいと思ってやってきたとしか思えないんです。
需給検証委員会をなんで4月にやるのかと。




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