ホルムアルデヒドが、群馬県・埼玉県・千葉県の浄水場から検出。利根川上流の群馬県高崎市「付近」の烏川原因説が浮上。周辺の「化学」と名のつく会社。




シェア
このエントリーをはてなブックマークに追加


ホルムアルデヒドが、群馬・埼玉・千葉の浄水場から検出されましたが、上流の群馬県高崎市の烏川の原因説が浮上しています。

管理人、すぐ原因発見できると思ってたのですが、遅いですね。

参考までに、周辺の「化学」と名のつく会社をピックアップしました。
無論、あくまで参考です。○○化成・○○薬品なのかもしれませんので参考まで。

それにしても、下流に食品会社もあるんですから、早く原因を特定すべきでしょう。

ホルムアルデヒド、高崎市の川が発生源か

ホルムアルデヒド検出問題で埼玉県は、群馬県高崎市付近の烏川の上流が発生源の疑いがあると指摘。 2012/05/19 11:53 【共同通信】



地図を見れば、明らかです。
群馬県高崎市付近の烏川とまで断定されているのであれば、その川岸の可能性が高くなります。

利根川とは綺麗に分岐しています。

管理人の予想では、分岐地点より上流の利根川で異常がなかった・もしくは、群馬県烏川市で何らかの異常があったため、群馬県の烏川の疑惑が浮上したと考えています。


大きな地図で見る

その地域一帯をGoogleMapで「化学」と名のつくものを調べました。
それが、下記です。

上流もあるのでしょうが参考まで。


大きな地図で見る

地図をスライドすると、さらに上流に何かあるのが分かります。
上記に加えて、このホルムアルデヒドが何に使われているか書かれています。

ホルマリン、フェノール樹脂・尿素樹脂などの原料と書かれています。
接着剤、塗料、防腐剤などの成分とも記載がありますね。

このような視点から見ると、かなり事業所が絞り込めるのではないでしょうか?
劇物指定も受けているので、その取り扱っている事業者のリストもあるでしょう。

それと突合して、事業者が原因かどうかを早く原因を絞り込んでいくべきです。

追記

ヘキサメチレンテトラミン (hexamethylenetetramine) は4個の窒素原子がメチレンによってつながれた構造を持つ複素環化合物である。ヘキサミン (hexamine) あるいは1,3,5,7-テトラアザアダマンタンとも呼ばれる。無色で光沢のある結晶もしくは白色結晶性の粉末である。


産業面では化学工業において樹脂や合成ゴムなどを製造する際の硬化剤として用いられる。
医療においては、膀胱炎、尿路感染症、腎盂腎炎の治療に用いられ、日新製薬からヘキサミン注「ニッシン」として販売されている。これは、ヘキサミンが尿内でホルムアルデヒドに分解し、尿が防腐性を持つことを利用したものである。


また、生物学の分類学や生態学の研究現場では、石灰質(リン酸カルシウムや炭酸カルシウム)によって硬化した硬組織を持つ、脊椎動物や甲殻類の標本をホルマリン固定で保存するときに用いることがある。ホルムアルデヒドは水溶液であるホルマリンの中で酸化して徐々にギ酸に変化するが、ヘキサメチレンテトラミンは水中でアンモニアとホルムアルデヒドに分解し、このアンモニアがギ酸を中和して標本の脱灰を防止する。通常ホルマリンの原液にヘキサメチレンテトラミンを飽和させ、これを3~5%に希釈して使用する。


食品の保存料としての使用法もあり、海外ではチーズに添加される場合があるが、日本では食品への添加は法律で禁止されている。RDX爆薬を製造する際の原料となる。
1,3,5-トリオキサンと合わせて棒状に固めたものは、野外で使う固形燃料として用いられる(en:hexamine fuel tablet)。




水などの極性溶媒に可溶で、37% 以上の水溶液はホルマリンと呼ばれる。ホルムアルデヒド及びホルマリンを含むホルムアルデヒド水溶液は、毒物及び劇物取締法により医薬用外劇物に指定されている。簡単に重合し、無水のものはトリオキサン (CH2O)3、水溶液からはパラホルムアルデヒド HO(CH2O)nH を生ずる。

フェノール樹脂、尿素樹脂などの原料としても広く用いられる。

ホルマリンの2008年度日本国内生産量は 1,128,801 t、工業消費量は575,633 t である[1]。

人体へは、粘膜への刺激性を中心とした急性毒性があり、蒸気は呼吸器系、目、のどなどの炎症を引き起こす。皮膚や目などが水溶液に接触した場合は、激しい刺激を受け、炎症を生ずる。

接着剤、塗料、防腐剤などの成分であり、安価なため建材に広く用いられている。しかし、建材から空気中に放出されることがあり、その場合は低濃度でも人体に悪影響を及ぼす、いわゆる「シックハウス症候群」の原因物質のうちの一つとして知られる。現在、建築基準法によりホルムアルデヒドを放散する建材の使用制限が設けられている。建材には、F☆からF☆☆☆☆までの放散量によるランクがあり、F☆☆☆☆がもっとも放散量が少ない。

1948年10月30日に農薬登録を受け、殺菌剤として稲のいもち病やジャガイモの黒あざ病防除に種子消毒の形で使用されたが、1990年11月22日に登録失効している[2]。


WHOや厚生労働省により 0.08 ppm の指針値が設けられている。現在のところ、性能規定や指針値を超えた場合の罰則等はない。
ホルムアルデヒドはWHOの下部機関である国際がん研究機関によりグループ1の化学物質に指定され、発癌性があると警告されている。



シェア
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事・:


3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「化学の世界ではベータ線を発する放射性物質 が塩素が結合すると、ホルムアルデヒドと クロロホルムが発生するのは常識とのこと。」ですって! http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-243.html#comment

このタイミングで利根川上流に原発を造ろうって言っていた武田教授が入院って言うのも
なんかおかしい感じもしません?

いつもこういう時まっさきに発言する人が。

port さんのコメント...

>匿名さん。
放射線量や、量と言った点に言及がないので、管理人は、それスルーしてます。

生成される量がないと、長期間、広域汚染にはならないと思うからです。

武田さんそんなこと言ってたんですか?
海外で冷却水取水のために、河川沿に原発あるのとかけたのでしょうかね?

武田さん、入院中ですが、ブログの記事楽しみでした(^^)

匿名 さんのコメント...

事故前から水道水に微量のSr-90(ストロンチウム90)
文部科学省の委託により財団法人日本分析センターが
運営・管理している、「日本の環境放射能と放射線」
が公開しているデータによると、
日本の水道水には震災以前から、
放射性同位体のSr-90(strontium90,ストロンチウム90)が
微量ながら含まれているようです。

http://infosecurity.jp/archives/12003


事故前からSr-90(ストロンチウム90)が
出ているんですよ。

Sr-90は測定が難しいし、水道局では測定していないが
そこに塩素を入れたら ホルムアルデヒドが発生してしまった。

この説をとっている人は、「放射性物質の濃度が上がったのでは?」
と言っているようです。

このページにも書いてあるように
「原水(塩素添加)のホルムアルデヒド濃度」
http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/jousui/press/201205218.html


塩素添加して、ホルムアルデヒドがでるのは
もう当たり前的な書き方ではないですか?

http://kumagai-chiba.seesaa.net/article/270856534.html
熊谷俊人 千葉市長の日記です。

「結果的には利根川水系の中でも江戸川で
取水している浄水場において検出され、
利根川本流や印旛沼から取水している浄水場は
問題のない状況です。」

とあります。
NHKでも特集しましたが、放射性物質が江戸川に溜まって
東京湾に流れ込んでいるのは有名です。

これだけ広い範囲にホルムアルデヒドが流出していて
大量に漏れてるとして、調べても
事業名がでてこないのも不思議ですよね。

「検査に時間がかかる放射性物質と異なり、
ホルムアルデヒドはすぐに検出可能なため、
タイムラグによって基準値を上回る水道水を大量に
摂取することはありません。」

こうも書かれています。
Sr-90のような、放射性物質なら逆にわからないと・・・
そういう事ですよね?

http://takedanet.com/2012/03/post_a6cc.html
武田先生はここに、
「日本なら、利根川上流、木曽川上流、そして琵琶湖のほとりが、もっとも良いことは間違いありません.」
と書いていて、私も武田先生のブログは愛読していたのですが、
こんな所に原発を造られたら本当に困る。

安全は原発推進だそうですが、
安全な原発が出来るなんて全く思えません。

所詮元原子力安全委員上がりの武田先生は
原発を捨てる事はできないのだと
最近思っています。

最近の記事も是非どうぞ