福島県の産廃を栃木県鹿沼市の産廃業者が引き受けるという情報あり。岩手・宮城の瓦礫焼却灰の受入に同意した町。


管理人に、情報が入りましたので掲載。栃木県鹿沼市は、8000Bq以下の焼却灰を受入れると言った地域です。この業界は、いろいろと闇が深そうですね。
実家から新聞に載っていたということで教えてもらいました。福島県(場所不確定)の産廃を鹿沼市の産廃業者が処理するそうです。下石川という場所ですが、最終処分場は無いということ?で、きっと市の最終処分場に埋められちゃうんじゃないかとの事です。もちろん○ボウさんです。



鹿沼市は前から、日曜日の業者廃棄物はそちらの会社に処理に行くようにと言っています。実家はそこに行くのが嫌で、料金も高いからです。とても怖い系のところなので、もう誰もどうにも出来ません。下野新聞のHPにも出ていませんでした。(;_;)

かなりきな臭い話ですね。

鹿沼市については、一般産業廃棄物処分場である鹿沼フェニックスがあり、既にきな臭い動きがあります。それにしても、川に近いですね。


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この場所を、広域の地図で確認すると、東北自動車道や幹線道路があり、交通の要所であることが確認できます。つまり、運ぶのにも便利なのでしょう。


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冒頭で、福島県の産廃受け入れについて触れましたが、既に、岩手県・宮城県の瓦礫の焼却灰の受け入れについては、既に表明しています。

一見すると、老朽化した廃棄物処分場の施設更新費を、国が支払うこととのバーターのようにも見えます。無論、それとは別に、処理費用が手元に残るのでしょう。


検査費支援を国に要望 がれき焼却灰受け入れ表明の鹿沼市 予備
(4月12日)
 東日本大震災で発生した岩手、宮城両県のがれきの広域処理で、焼却灰の受け入れを表明している佐藤信鹿沼市長らは11日、環境省を訪れ、がれきの放射性物質検査や最終処分場の施設修繕に対する財政支援を国に要望した。高山智司環境政務官が応対。同市によると、検査強化で新たに生じる費用については国が負担するとの回答があったという。


 焼却灰を受け入れる予定の一般廃棄物最終処分場「鹿沼フェニックス」(鹿沼市磯町)は1993年に埋め立てを始め、約19年が経過。施設が老朽化し、機器類の故障が出ているという。


 同市は、同処分場で現在行っている放射性物質検査の回数や対象個所を増やす方針で、約3500万円の費用が掛かると試算。埋め立て地の擁壁やポンプ類の修繕などで計約2200万円の負担を見込んでいる。



(4月18日 朝刊) 

 東日本大震災で大量発生した岩手、宮城両県のがれき処理に関連し、鹿沼市が焼却処分後の灰を一般廃棄物最終処分場で受け入れる用意があるとした方針をめぐり、処分場の地元となる同市の南押原地区自治会連絡協議会は17日夜、安全対策の徹底などを条件に焼却灰を受け入れることを決めたがれきの広域処理で処分場の地元住民が同意したのは県内で初めて。県の意向調査では同市を含め県内22市町が焼却処分などで受け入れを検討する姿勢を示しており、残る市町や県の対応が今後注目される。

 鹿沼市が焼却灰受け入れの候補地としているのは同市磯町にある一般廃棄物最終処分場「鹿沼フェニックス」(総面積約4・9ヘクタール、埋め立て容量11万2千立方メートル)。佐藤信さとうしん鹿沼市長は3月中旬、地元住民の同意を前提に受け入れる考えがあることを同連絡協に説明し、協力を求めていた。

 市は各自治会でも説明会を開催。同連絡協は17日夜の会合で、構成する全10自治会がそれぞれの議論の結果を報告。全会一致で条件付きの同意を決めた。処分場のある磯町自治会長を兼ねる同連絡協の鈴木節也すずきせつや会長は「処分場の放射線数値や地下水検査に住民が立ち会い、検査回数も増やし、結果を公表するなど安全対策が講じられることが条件」と話した。

それにしても、瓦礫の処理については余程、旨みがあるのでしょうね。管理人が毎回思うのは、被災地支援をうたうのであれば、国から余剰に支払われる補助金を、被災地に寄付すべきであると思います。それをしないので、あれば被災地支援は、ただの建て前でしょう。

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