ホルムアルデヒド事件。高崎金属工業がヘキサメチレンテトラミンの排出元。委託はDOWAハイテック、廃液運搬はJFEグループ。漏洩量は厚労省発表より多い可能性あり。




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ようやく企業名が明らかになりました。遅すぎですね。
きちんと情報公開しなければ、企業に気を使ったと言われても仕方ないと思います。

ホルムアルデヒド事件の排出元は、高崎金属工業。委託したDOWAハイテックと廃液運搬のJFEグループは、どちらも東電経営再建に絡んでいる。

○経緯 リスト

▲ホルムアルデヒド事件、DOWAハイテックが処理委託のヘキサメチレンテトラミン。埼玉県は19日に知っており、まだ公表してない情報あり。









DOWAホールディングス株式会社(どうわホールディングス、英文社名:DOWA Holdings Co., Ltd. 、旧社名:同和鉱業)は、非鉄金属の製錬、加工、環境・リサイクルを主たる業務とするDOWAグループの持株会社。かつては「藤田組(ふじたぐみ)」と呼ばれて藤田財閥の中核企業であった。

2006年(平成18年)10月 - DOWAホールディングス株式会社に社名変更、持株会社制に移行。事業会社DOWAメタルマイン、DOWAエコシステム、DOWAエレクトロニクス、DOWAメタルテック、DOWAサーモテックを設立。

DOWAハイテックは、上場企業、DOWAホールディングスの子会社です。
新たにでたニュースが下記。

時事通信 5月25日(金)21時21分配信


 利根川水系の浄水場から基準値を超える化学物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、原因物質のヘキサメチレンテトラミン(HMT)を流したとされる産廃処理会社「高崎金属工業」(群馬県高崎市)の赤穂好男社長は25日、同社で記者会見し、「(廃液処理の委託元から)HMTが入っていたとは聞いていない。知っていれば処理を断った」と語った。


 同社の説明では、金属加工会社「DOWAハイテック」(埼玉県本庄市)から受け入れた廃液は計60トン弱。10日以降、JFEグループ関連の廃棄物収集運搬会社によって6回に分けてタンクに運び込まれ、処理後、利根川支流の烏川に流した。


 DOWA社とは今回初めて取引。赤穂社長らによると、高崎金属工業の設備ではHMTの処理はできないが、廃液受け入れ前に、運搬会社とDOWA社は設備を確認したという。 

○廃液 DOWAハイテック
  ↓
○運搬 JFEグループ・・・新しい事実(存在)
  ↓
○受託先 高崎金属工業・・・新しい事実(社名)

廃液を流した場所も既にかなり限定されています。


高崎市、書類提出求める ホルムアルデヒド検出問題 原因物質の流出業者に
2012年5月26日
 業者は高崎市倉賀野町の高崎金属工業。約二年前に設立され、周辺の金属関連企業や市内外の他の業種からも廃液処理を引き受けているという。

高崎金属工業の詳細については上記。

まだ設立されてから、2年しか経っていません。ネットで調べた所、似たような組合の名前はでてきましたが、正確には断定できないので保留します。



毎日新聞 5月25日(金)21時0分配信
(中略)
 埼玉県の発表や高崎金属工業によると、D社は5月10日から、HMT濃度37%の廃液計約150トンの処理を2社に委託。約60トンを受け入れた高崎金属工業は処理プラントを通して排水を利根川に注ぐ烏川へ流した。プラントは中和するためのものでHMTを除去する能力はなかった。別業者に委託された約90トンは焼却処理された。


 廃棄物処理法は、委託の際に廃棄物の性質などを書面で告知するよう規定。高崎金属工業は「D社から廃液にHMTが含まれていると知らされなかった」とし、D社は「廃液の分析値の中に(HMTを含む)全窒素があるので、通常の業者なら含まれていることは分かる」と主張している。【木村健二、西田真季子、田ノ上達也】

廃液の量が上記に記されています。

○廃液総量 150トン×濃度37%=55.5トン

○高崎金属工業に委託 60トン×濃度37%=22.2トン(処理能力がなし、全量?)

○不明 90トン×濃度37%=33.3トン


▲ホルムアルデヒド事件。ヘキサメチレンテトラミン、漏洩推定量も発表。群栄化学工業が疑われていたが…

厚生労働省は、0.6トン~4トンと発表していましたので、処理能力がなければ大幅に増加する可能性がありますので、注意が必要と思います。

明らかになっていないのは、排出が始まった日付です。
10日委託で、いつから排出したのか明らかにすべきです。




561番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です2012/05/20(日) 18:21:01.54ID:XDAU4kmS0(1)


●ある工場からホルムアルデヒド流出(利根川水系の市民、毒物摂取中

●5月15日には埼玉県春日部市で検出(利根川水系の市民、毒物摂取中 

●5月17日 午前中に埼玉県から群馬県水道局へ情報伝達済み(利根川水系の市民、毒物摂取中

●5月17日 夜 群馬県企業局トップ、水道局で宴会(利根川水系の市民、毒物摂取中) 

●5月18日 報道関係者へ情報あがり大問題へ(利根川水系の市民、毒物摂取中

●5月19日 一部の浄水場で取水停止、市民・営業者が大打撃(工場では隠ぺい中)

●5月19日 午後 群馬県水道局 やっと調査開始

●5月20日 群馬県 宴会の事実を報道される

●5月20日 埼玉県 三郷 浄水場 取水停止

●5月20日 隠ぺい後の為 群馬県 汚染源特定できず ←今ココ

●5月21日 利根川水系の市民から群馬県へ大バッシング



kubota kenji (@espl111)
2012/05/19 20:14:47  from ついっぷる/twipple
【訂正】ホルムアルデヒド、群馬・埼玉・千葉県の浄水場から検出問題。測定結果をプロットしてみた。 bit.ly/LgZDGw原因物質(ヘキサメチレンテトラミン)は岩倉橋より上流からか。とすると井野川、鏑川下流、烏川のごく限られた区間が該当する。


kubota kenji (@espl111)
2012/05/19 20:40:45  from ついっぷる/twipple
ホルムアルデヒド、群馬・埼玉・千葉県の浄水場から検出問題。原因物質(ヘキサメチレンテトラミン)が出ていると思われる領域の拡大図をつくってみた。bit.ly/Lh2dfN





▲(重要)ホルムアルデヒド検出事件、埼玉県の床和浄水場で5月15日に既に検出されていた!群馬県・千葉県・東京都の水道も含有され続けていた可能性があり、対応があまりにも遅い。 


下記は、ご参考まで。気になっています。


▲(メモ)ホルムアルデヒド事件。東京都でシャワーなどにより、体調悪化の人あり。因果関係は不明。


▲埼玉県でホルムアルデヒドが測定された5月15日から、体が痒くなった東京都の女性がいる。 

経緯については、下記参照。
管理人、他人の健康よりも宴会を優先した、群馬県水道局は、処分が必要と考えています。

▲(注意)ホルムアルデヒド事件。5月20日午後に利根大堰 行田浄水場取水口の濃度が水質基準値の手前まで上昇中。利根川水系(群馬・埼玉・千葉・東京)の方、続報注意。検査対象の企業名が確定。

▲(重要・拡散)ホルムアルデヒド事件。群馬県の水道担当者や今井洋一課長(水道課)、埼玉県から汚染情報を得ていたのに、大宴会を優先。初動が遅れた理由が発覚! 

▲(画像)ホルムアルデヒド検出事件。現時点で特定された群馬県高崎市流域の画像、疑われた上場企業の郡栄化学工業と昭和電工。声明をだすべきでは? 

▲ホルムアルデヒド、群馬・埼玉・千葉県の浄水場から検出問題。ヘキサメチレンテトラミン取り扱い会社を調査中。断水エリア拡大の可能性も。

▲(重要)ホルムアルデヒド検出事件、埼玉県の床和浄水場で5月15日に既に検出されていた!群馬県・千葉県・東京都の水道も含有され続けていた可能性があり、対応があまりにも遅い。
  



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