宮城県石巻市から北九州市へ瓦礫輸送 コスト3倍以上の大幅高が判明

宮城県石巻市から北九州市へ瓦礫輸送が行われました。
そのコストが産出されていますが、大幅高になっていますので紹介。

阪神大震災と地元処理の金額

▲【メモ】東北3県の瓦礫処理費用約16兆円???阪神大震災の単価5倍????

これに対し岩手県の場合、当初の見通しは総額3千億円で、1トン当たりは阪神の3倍弱の6万3千円。宮城県は総額7700億円で、1トン当たりは阪神の2倍超の約5万円。

地元処理の場合でも、既に阪神大震災の金額を大幅に上回っています。

トラック輸送 金額が高すぎる

もの凄い金額が下記で、計上されています。
どんな見積りをしていたのでしょうか?トラックについては、当日搬入しています。

上記と比較すると、輸送費だけで高いと言われている地元の処理費の3倍以上の金額になっています。


 東日本大震災で発生したがれきの試験焼却のため、宮城県石巻市から北九州市までトラックで運んだ経費が、当初の見込みより数百万円高い約1400万円だったことが7日、宮城県への取材で分かった。がれき1トン当たり約17万5千円の計算となる。

 一部市民らの阻止行動で、北九州市の集積地への運び入れが遅れ、運転手を1日長く拘束するなどしたためで、県は「本格受け入れが決まった場合は、陸路よりコストの安い海上輸送にする」としている。

 北九州市は5月、がれき80トンの試験焼却を実施。6月中にがれき受け入れの可否を判断し、受け入れる場合は、年間3万9500トン以内の処理を予定している。

広域処理は既に不要 鹿島JVがぼろ儲け?

下記をご覧下さい。受注額が削られなければ、鹿島JV物凄い金額の設けに儲けになるのではないでしょうか。無論、地元処理増加分がある可能性がありますので、再度計算すべきでしょう。

▲(動画・文字起こし)細野大臣が失言、北九州市では、1000万トン以上のがれきを処理できるようになっていると発言。細野氏要請の石巻地区の瓦礫処理事業は、鹿島建設JVの談合が疑われている。

東日本大震災による宮城県石巻地区の2400億円規模のがれき処理事業の発注をめぐり、事前に談合情報が寄せられていたにもかかわらず、県が公正取引委員会や県警への通報を行っていなかったことが24日、分かった。工事は23日の審査で事前情報通り、大手ゼネコン「鹿島建設」のJV(共同企業体)が受注することが決定。受注額は2千億円程度とみられており、審査の透明性に疑念が持たれそうだ。


▲(重要)宮城の瓦礫を東京・青森・山形が受入る事は、不要であることが判明。岩手県、総量増だがその割り振りが変。環境省のでたらめ。
がれき量が県内最大の石巻地区(石巻、東松島両市、女川町)は、推計量の685万トンから312万トンに減少した。370万トンの大幅下方修正となり、県内全体の減少量の大半を占めた。

瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る: 植樹による復興・防災の緊急提言 (学研新書)



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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はっきり言っちゃうと石巻と北九州に関係するのって新日鉄ですよね、市長に言う事きかせられそうなのも。瓦礫焼却の形をとった資金移動じゃないんでしょうか

port さんのコメント...

>匿名さん。
ご指摘深謝です。
何というか、巨額のお金が動くだけに思えますよね。

もー瓦礫で応援、全く盛り上がっていないと思うのは私だけでしょうか?

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