福島県産米と産地偽装 外食や給食などへ流通業者が語る



管理人、メモ。
福島米と産地偽装の問題について、外食や給食などの流通ルートについて流通業者が語っています。
たしか、福島県の自治体のHPでは、給食で用いる食材の産地は、極力配慮されていた記憶があります。他県で言えば、東京で問題になっていたことを思い出しました。

皆さんご存知と思いますが、簡単に説明。

福島米のほとんどは出荷されている

▲追記。福島産の取引量が既に上位。>福島の97.5%の米出荷と、新規制値。時期のズレで加工食品と外食は完全にアウト。

施行は本年4月からで、3月31日までに製造・加工・輸入された食品は経過措置として賞味期限まで暫定規制値を適用する。4月1日以降のものは4月1日から新基準値が適用される。米や牛肉などを原料に製造・加工・輸入された食品は、経過措置として9月30日まで暫定規制値が適用され、完全施行は10月1日から、大豆を原料に製造・加工・輸入された食品の経過措置は12月31日まで暫定規制値が適用され、完全施行は来年1月1日。

福島の農家出荷解禁(在庫がつきるまで可 賞味期限)

2月        3月31日 暫定基準値   4月以降 9月30日
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加工食品外食・小売賞味期限まで暫定基準値)←米・牛肉などの加工品

2月        3月31日 暫定基準値   4月以降 9月30日 
3月31日まで製造→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→


10月1日~    新基準値へ移行。

福島県産米の販売先

外食・小売向けの加工品は、品目によっては依然として、500Bq/kgです。
上記を踏まえて、下記を見ると、甘い所に流れているのがよく分かりますね。
産地偽装も発覚!地元業者が明かす「福島米35万トンの流通先」女性自身 6月4日(月)7時32分配信
(中略)
先だって長野県駒ヶ根市の米卸業者『橋本商事』が米の産地偽装の疑いで家宅捜索を受けた。「長野県産として発売した26トンの米が、実は21トンの福島県産米と5トンの青森県産米をまぜたものだった。偽装米の大半は福島県産のものだったのです」(社会部記者)

しかし、福島県の米の流通業者は「そんな偽装のリスクを背負わなくても流通させることは可能だ」と語る。


外食や給食用なら福島県米を『国内産』として販売しても、法律的に問題はないのです。多くの福島県産米が、外食産業や給食用として卸されている。外食産業のほとんどのお店では『国内産』の表示ですませています。病院の入院食などの場合、少しでも安い価格の米が求められます」

米の消費者表示はJAS法およびトレーサビリティ法で決まっているが、「ブレンド米の場合、国内産ならば産地の表示はしなくても構わないことになっています」と流通に詳しいジャーナリストは言う。消費者は産地の確認がしようもない『国産米』を食べているのだ。

「新米が出回り多くの注文がはいるはずだった昨年11月ごろ、うちは放射能物質が検出されていない米しか扱っていなかったのですが、県外からほとんど注文は入りませんでした。でもここにきて昨年より若干高いところまで価格も持ち直しています」(前出・流通業者)
(中略)

福島米が大人気だった


▲お米は50%までブレンド可能です。福島県産の米が売れているみたい。

下記に市場での福島米の売れ行きのランキングがあります。昨年度から大量に売れています。

沖縄県や大手スーパーでも大量に流通

▲沖縄県で福島米大量入荷して店頭精米、JAおきなわ食菜館菜々色畑(豊見城市)。下水処理施設で線量計の数字が跳ね上がったとの報告も。

▲イオンが自社ブランド(トップバリュー)のパックごはんで福島県産こしひかりを大量販売。2600万パック、単純計算で520万kgのお米を販売済み?

上記は、どちらも暫定基準値を超えている訳ではないので、当然と言えば、当然ですが沖縄県や大手小売のグループ企業に流通しています。

どちらも、検査はしているようです。従って、管理人は、外食・給食向けなどに流れているとされている福島県産米は、福島県内でもセシウム汚染の高い地域、もしくは高い数値のものが流れていると考えています。

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