森永乳業自主回収 雑菌混入の原因は、牛乳など検査不備の可能性が浮上




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森永乳業が自主回収を発表しました。
原因は雑菌混入ですが、出荷検査の不備が明らかになっています。

他社の報道では、記載のない会社もあり、プレスリリースには記載なしです。


検査体制の不備 バルブの取り付けミス以外にも原因

報道では分からないですが、簡単に時系列に並べます。

○2日  保守点検 バルブの取り付けミス

○4日夕  早ければ、この日に店頭陳列

○6日  出荷後の検査で雑菌の混入が確認

上記ですが、凄く違和感を感じないでしょうか?
どういうことかと言うと。

6日の検査で雑菌混入を確認したとなっていますが、2日~6日にかけて、製造後にいつ検査したのかが不透明です。なぜ、6日に発覚したのでしょうか?

2日にバルブを取り付けた後、いつから製造したのかは記載がないですが、出荷前のサンプル検査もしくは、製造後すぐに検査をしていれば、判明しているのではないでしょうか。

森永乳業は、なぜ検査の有無を説明するべきでしょう。
今の所、そういった報道は確認できません。



 森永乳業(東京)は7日、子会社の北海道保証牛乳(小樽市)が製造した成分調整牛乳「森永 まきばの空」や「リプトンミルクティー」など計約32万2000本を自主回収すると発表した。雑菌が混入したためで、これまでのところ健康被害の報告はないという。

 2日に行った殺菌機の保守点検でバルブの取り付けミスがあり、出荷後の検査で6日に雑菌の混入が確認された。商品は早ければ4日夕に店頭に並んだとみられる。

 森永乳業は食中毒の恐れはないが、冷蔵保存しない場合は雑菌が増えて腹痛を引き起こす可能性はある」としている。

 空の容器を北海道保証牛乳に送れば、森永乳業が返金する。問い合わせは同社お客さま相談室、フリーダイヤル(0120)899390。受付時間は午前9時~午後5時半。(共同)

 [2012年6月7日22時7分]

上記では、森永乳業の検査にどの程度時間がかかったのかも記載されていません。
雑菌の混入をうたっていますが、菌の培養にそこまで時間がかかるのでしょうか?

極めて疑問です。
上記の内容について、プレスリリースに何も書かれておらず、小出しの情報発信は不信感を抱きます。

プレスリリースに記載なし


プレスリリースに記載がない上に発表は、6月7日。
検査で発覚したのが、6月6日です。いつ検査するなど、記載する時間は十分にあったのではないでしょうか。

▲森永乳業自主回収 原因の雑菌購入は説明なし 販売先は東日本

▲森永乳業 牛乳など回収商品の一覧 32万本自主回収






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