東電出前授業で、原発の偏った洗脳教育を中学校で開催!福島原発事故後。




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東電出前授業で、原発の偏った洗脳教育を中学校で開催したようですので、紹介。
福島原発事故後に開催されたとのことです。

管理人は、公的資金を注入したうえに原発事故の責任を誰もとっていない状況を考えると、事故当事者の組織の人間が、偏った認識を披露するのは不適切と考えます。

あらゆる情報・現在の状況を開示せずに、偏った情報を与えるのも洗脳の一種です。学校が(幼少期からの)世論形成に加担した悪い事例の1つですね。

風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 14:58:53  from Twitter for Android
中3の息子が、原発がないと日本の経済がたち行かなくなるよと突然言うので驚いて確認すると、学校の授業に東電の人が来て、原発事故のお詫びとともに、原発のことを、あれこれ説明したという。その授業は、毎年恒例で、発電の仕組みなど、テストにもなるのだという。もちろん、あれだけの事故の後だ



風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 15:04:59  from Twitter for Android
続)あれだけの事故の後だから、子供相手でも無条件に原発を擁護することはできない。だから、日本は、仕方がないけどそうしなければならないのだと東電の社員は説明した。でも、それはフェアではない。だって、その授業で放射能廃棄物のことを説明したかと聞くと、それはなかったと息子が言う。



風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 15:11:02  from Twitter for Android
続)一人の大人として、子供に自分の価値観を強要するつもりはないが、子供が物事を考えるうえで、アンバランスな情報しか与えないのは大いに問題あり。子供は難しいことはわからないから、当たり障りのないところでという言い逃れも卑怯だ。だから私は、自分の知っていることを、丁寧に子供に話した。



風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 15:16:18  from Twitter for Android
続)子供たちが大人になった時にも残り、さらに増え続けるかもしれない放射性物質。ウランだって無限にあるわけでないし、原発に必要な235は、とくに少なく、濃縮することが難しいし、エネルギーを必要とすること。東電社員は、原発は二酸化炭素を生まないから地球温暖化を抑制すると説明したらしい



風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 15:21:37  from Twitter for Android
続)、原発が海水の温度を上昇させることを説明しなかったらしいので、そのことも説明した。イランの問題で石油が不安定だが、天然ガスがあることと、なぜ電力会社が、ガスの比重を増やしたくないか説明した。アメリカが格安のガスを輸出できる状態になっているが、TPPがその条件になる可能性も。



風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 15:29:42  from Twitter for Android
続)現実的な問題として、原発を必要と主張する人の言い分も、原発に反対せざるを得ない理由も、フェアに、知りうることをすべて伝えたうえで、子供に考えさせるべきなのだ。東電の社員を学校に呼んで、東電のホームページに書いていることを子供たちに話させる日本の教育って、何なんだろう。



風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 15:39:19  from Twitter for Android
続)全てを話したうえで、息子に、難しくてわからないこともあったかもしれないけれど自分の20年後も合わせて考えた方がいい、非常に複雑で難しい問題だけどと言ったら、話の内容はよくわかった、と返事があった。わかろうがわかるまいが、大人は全力で伝えるべきなのだ。理屈分別ではなく、必死を。



風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 15:48:54  from Twitter for Android
学校がどうだこうだ、東電がどうだこうだ、政府がどうだこうだ、と言っている状況ではなく、電力、経済界、政界、官僚、学校という、この国の体制と、その周辺が、強力なタッグを組んで、その人達の論理で日本を守ろうとして、その方向で進んでゆき、あらゆることが巻き込まれていく。そのなかで、



風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 16:01:19  from Twitter for Android
続)そうした状況のなかで、残り少ない自分の人生よりも、子供たちの未来を、どれだけ真剣に考えられるかなのだ。なんで子供たちに、今の目先の電力不足の心配を学ばせる必要があるのか。子供たちに、目先の計算が得意な、卑怯な大人になって欲しいのか。本来の教育は逆だろうに。



風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 16:08:31  from Twitter for Android
親は子供に愛情があるし、その将来を心配する。だから精一杯のことをしようとする大人は多い。でも、今までの固定的な概念を取り払って、子供たちの未来にとって、どうすることがいいのか、何が子供の幸福(苦労も含めて)なのか、どういう人生を目指すべきなのか、一人一人の大人が真剣に考える時期。



風の旅人 佐伯剛 (@kazesaeki)
2012/06/02 16:17:59  from Twitter for Android
目先の現実に対応するため、先の戦争で、将来性豊かな若者の多くが犠牲になった。権限を持っている年寄りの、いかにも正しそうな言い分は、知識が目を曇らせ、理屈だけ長けているケースが多い。若い人間は、老人よりも直感が優れている。その直感を磨く訓練の方が理屈を覚えるより大事。




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