馬淵元国土交通大臣 国会事故調が非公開で、行われました。いくつか、メディアで拾ってきたので、紹介。政府の情報開示に対する姿勢、政府=東電の事故対策統合本部に根本的に問題があったことを指摘しています。
加えて、福島原発の石棺不採用の理由についても言及していたようです。朝日新聞以外は、触れていないので、都合の悪い報道なのでしょう。
非公開国会事故調後の記者会見で証言
管理人、馬淵さんは素直だなぁと思います。
誰がどう考えても政府の情報開示は、問題があったと管理人は思います。
東電本店に設置された、政府=東電の「事故対策統合本部」がまともに機能していなかったことについても言及しています。
二つの巨大組織で、それぞれ組織文化、社内手続き(書類やマニュアル)も、全く異なるものです。一緒にいれば、何とかなると言うのは、数人の友達やサークルの世界ではないでしょうか。
馬淵氏の発言通り、受け取ると、一緒にいればなんとかなるといった感覚で、
ほとんど準備もなく思いつきのように「事故対策統合本部」を設置、いたずらに混乱を招いたということになります。
管理人の考えでは、
大手企業同士の合併で、事前準備に時間をかけても、至る所に軋みがでた事例が多数あるのを考えたら、想像できると思うのですけどね。
NHKインタビュー
りん議書を作るところからというので、
思いつきで始まったことがよく分かります。
さて、上記を始め、他の新聞社でもネットニュースでは報道されていないですが、朝日新聞が、なぜ福島原発で石棺不採用したかについて理由を取り上げています。
菅直人がトップ
ここで1つの疑問。東電が反対したとして。
統合対策本部のトップは、菅首相です。
原発事故へ一体対応、政府と東電が統合対策本部 (2011年3月15日05時40分 読売新聞)
○本部長 菅直人
○副本部長 海江田経済産業相
○副本部長 清水正孝東電社長
組織の上では、トップは菅首相となっています。
菅直人氏は、記者会見・ブログなどで、石棺不採用の経緯について語るべきでしょう。
同時に、今の開きっ放しがいいのかどうかも、見解を示すべきです。
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