東電値上げ 火力発電の燃料費数千億円ぼったくりの可能性が浮上 経済産業省電気料金審査専門委員会

東電値上げ 燃料調達コストの原価が割高と判明しました。数字で見ると、数%ですが金額が莫大な金額になります。

動画 原価試算の甘さを指摘




電気料金審査専門委員・松村敏弘東大教授
「石油や石炭に関して、全日本平均と今回(東電調達価格に ※動画字幕より補足)のにかい離がある。石油、石炭については他電力に比べてどうなっているのか」

 東電の家庭用電気料金値上げを審査している経済産業省の委員会で明らかになりました。それによりますと、東電が2012年度からの3年間の平均で試算した石油価格は、財務省が集計する貿易統計の全国平均よりおよそ6%、液化天然ガスと石炭はおよそ2%割高でした。東電側は、「環境規制や発電効率を高めるため品質の高い燃料を調達しているため」と説明しています。委員会は、比較するため、ほかの電力会社の調達コストなども示すよう経産省側に要求しました。



経産省電気料金審査委員会



調べた所、下記の名前の委員会でした。



「東電、燃料費圧縮を」 経産省電気料金審査委2012/6/4 23:32

経済産業省の電気料金審査専門委員会(委員長・安念潤司中大教授)は4日、東京電力の家庭向け値上げ申請を巡って天然ガスなどの燃料費が妥当かどうかを議論した。
(中略)
4日の会議では、東電の原油やLNGの調達費が、日本全体の平均価格より割高であることが判明。貿易統計で算出した平均価格と比べ、原油は6%、LNGは2%高かった。環境規制に対応して高品質の燃料を調達していることなどが要因だ。委員の松村敏弘東大教授は「他の電力会社と比較すべきだ」と求めた。



大幅コスト減 たかが数%と思うかもしれないですが


▲東京電力値上げのお願いパンフレットの画像。関東在住の方より。

下記、画像より少し見難いですが数字のみ抽出。

○全体 5兆7231億円

○燃料費割合 43%(購入電力料も含めていれば60%以上)

○燃料費金額 2兆4609億円

■上記報道より
(1)3年間(実際は、やや違いますが無視して3年均等と計算)

(2)石炭・天然ガス2%割高 石油価格6%割高 (粗いですが、単純に2%~6%と仮定)

(3)2兆4609億円×2%~6%×3年間=1477億円~4430億円

※石炭・天然ガスと石油の両方を使ってますので上記数字の間になります。






▲(重要)東京電力値上げ問題。割増残業代・随意契約・核燃料購入・為替レート・燃料調達価格に不審な点あり。数千億円コスト削減可能。

そもそも、韓国の2倍近い価格で購入したりでたらめなことをしています。
東電、どうやって計算してるのでしょうか?

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