福一4号機核燃料取り出し作業開始 東電告知せず

福一4号機核燃料取り出し作業開始、1本取り出しを終えた模様です。東電は事前にプレスリリースでスケジュールの告知を行わず、作業を開始しています。

現在何も見えず


位置関係 古い画像

▲4号機燃料棒7月中旬取り出し 作業現場で濾過水散布が判明
同じJNNのカメラ。白いものが吹いている場所が4号機。

追記

ハッピーさん予想的中

▲福一4号機核燃料取出し日を原発作業員ハッピーさん予測と大飯4号機再稼スピンについてツイッターまとめ
普通にやれば燃料二本の吊り上げは一日で終わるはずでし。但し、今回はかなり慎重に行う可能性もあるから、そうなると一日一本で二日間でやるかも。これはオイラの予測だけど一日だけだと19日、二日間だと18日からやるんじゃないのかなぁ…?


報道 東京電力取り出し作業開始


毎日新聞 2012年07月18日 12時48分(最終更新 07月18日 13時15分)

 東京電力は18日午前、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールに保管している未使用燃料2本について、試験的な取り出し作業を開始した。東電は、燃料の腐食や破損の状況を調べたうえで、来年末までに本格的な燃料回収に着手する方針だ。事故後、燃料を取り出すのは初めて。

東京電力、取り出し作業を開始。
目的は燃料の腐食や破損の状況の調査。

東電はスケジュールを説明せず


東電は「核物質防護上、スケジュールなどの詳細は答えられない」としている。

既に建屋がボロボロなのに、一体何を言っているのでしょうか。


回収作業の方法



 回収作業は、建屋上部の核燃料プール近くに設置した仮設クレーンを使い、水面から約7メートル下にある核燃料を取り出す。燃料は専用の輸送容器に入れ、クレーンで地上に降ろして原発敷地内の共用プールへ運ぶ。未使用燃料は使用済み核燃料より発熱量が小さく、放射線量も低い。

作業について、詳細に書かれています。

○仮設クレーンを設置

○核燃料取り出し

○専用の輸送容器に入れる

○地上に降ろす

○共用プールへ運ぶ

4号機の燃料損傷状況把握が急務


 4号機は事故当時は定期検査中。1〜4号機では最多の1535本(うち未使用燃料204本)の核燃料が残っている。事故直後のプールへは冷却のために海水が注入されたほか、水素爆発に伴うがれきが沈んでおり、燃料の損傷状況を把握することが急務となっている。【中西拓司】
管理人が気になったのはこの表現。
4号機だけ、取り出し作業が行えるからという表現がない点です。毎日新聞は書けないのかもしれないですが、そこは書かないと4号機の深刻な程度がよく分かりません。

燃料取り出し作業は無事終了

福島第1原発4号機から燃料取りだし   東京電力は、福島第1原発4号機の燃料プールから未使用の燃料集合体1体を試験的に取り出した。 2012/07/18 12:13  【共同通信】
共同通信は、取り出したと記事にあります。毎日新聞はその報道よりも後に、報道しているのでその点について触れるべきであったと思います。

何れにしろ、東電会見及び明日以降の作業に注目しましょう。

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