PTA会費流用 和歌山県で3億円 教師の出張費や手当てなど

和歌山県のPTAで詐欺のような不祥事が発生しました。PTA会費流用を毎年3億円も行い、教師の出張費や手当てなどに当てていました。違法な可能性も指摘されており、流用を認めたPTA役員の責任も問われますね。

教育委員会 委員一覧

▲和歌山県教育委員会 委員紹介



教育委員会 委員長の経歴について

株式会社 ヤマヨテクスタイル

代表取締役社長 山下 郁夫

和歌山県 西牟婁郡上富田町岩田2878-1
設立 1970年
従業員数 150名
電話番号 0739-47-2128

企業概要及び製品紹介
昭和45年創業以来、主として合繊繊維を使用し、原糸の仮撚と丸編生地の生産を一貫して行っている。東洋紡績㈱との業務技術提携により、デサント、アディダス、ナイキ、等々にスポーツウエア生地を主体に製造している。

事件概要とまとめ

○和歌山県でPTAの会費流用発生

○7億4000万円のうち約3億円を流用

○違法(地方財政法律)な可能性あり

○教師の出張費や、職員への手当て、施設修繕費など目的外流用

○PTAが許可を出している←PTA役員にも責任あり

毎年度施設費などに流用 地方財政法違法か怪しい

▲なんと!PTA会費3億円を流用…教員の出張費などに 和歌山県
2012.8.30 12:07
 和歌山県教委は30日、平成22年度に県立学校が徴収したPTA会費のうち約3億円が、公費で賄うべき施設修繕費などに使われていたと発表した。毎年度同程度の額が「流用」されていたとみられる。県教委は「違法性はないが誤解を与える部分がある」として、PTA会費など学校徴収金の使途に関する統一基準を定めた。

PTA会費の流用で詐欺みたいな話ですね。
教育委員会が、違法性はないと言っているだけで、かなり怪しいですね。

▲PTA会費が賃金に 和歌山県監査委員が改善求める2012年3月22日17時46分
 地方財政法は「国や県は住民に対し、寄付金を強制的に徴収してはならない」と定めている。楠本隆・代表監査委員は、「PTA会費は事実上、ほぼ強制的に徴収されている。県が支出すべき公費に使うことは、地方財政法にふれる可能性がある」と指摘した。

徴収した金額

 3月に県監査委員などから指摘を受け、県教委が22年度の支出状況を調査した。県立の中学、高校、特別支援学校の全57校がPTA会費を徴収しており、一部の学校が集めているクラブ活動振興費などと合わせて、保護者から計約7億4千万円を徴収。全日制では生徒1人あたり平均2万3132円だった。
かなりの金額を徴収していますね。

 県教委によるとPTA会費は、学校と協力して開催する講習会や保護者間の親睦、広報誌の作成などに使うのが本来の目的という。
施設修繕などではないですね。

教員の出張費 臨時職員の手当て PTAは承諾

 しかし、調査の結果、全校で予算不足を補うために、教員の研修会出席のための出張費や臨時職員の手当て、校舎の窓ガラスの修繕費など、本来の目的とは異なる使い方をしていたことが判明。その額は計3億158万円にのぼった。いずれもPTAの承諾はあったが、県教委は「県民に誤解を与えかねない」として、基準づくりを進めてきた。
○教員の研修会出席の出張費

○臨時職員の手当て

○公社の窓ガラスの修繕費

流用した金額は3億円超え。PTAの役員も、流用に加担したした責任ありですね。
徴収したのが7億4千万円ですから、3億円というとかなりの割合です。

大津市の件で既に明らかとなりましたが、教育委員会とPTAの腐り方は酷いですね。山下委員長が厳正な処罰を下すのか注目しましょう。

他の都道府県でもありそうですね。文部科学省は全県、一度監査すべきと思います。

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