元CIA局員監視カメラ利用ソーシャルメディア監視システムTrapwire開発 米国導入済とアノニマス発表

元CIA局員が作った、監視カメラなど公共システムを利用したソーシャルメディア監視システムを米国やイギリスが既に導入済です。TrapWireと呼ばれており、アノニマスが注目中。ウィキリークスで公開された文書で明らかになったものです。

Anonymous Circle
(@AnonCircle)

2012/08/15 14:36:57
from AnonCircle
> Image: #TrapWire - A Global Spy Network |
twitpic.com/ajce4o
#Anonymous
#OpTrapWire
トラップワイヤーのイメージ画像。グローバル・スパイ・ネットワーク

報道 ウィキリークスで明らかにされた点に言及

トラップワイヤ監視システムが文書のリークで明らかになった 

Papers released by WikiLeaks show US department of homeland security paid $832,000 to deploy system in two cities 
ウィキリークスで公開された文書によると、アメリカ合衆国国土安全保障省(▲Wiki)が二つの都市でシステムを導入し、832,000ドルを支払った。

Monday 13 August 2012 19.04 BST 8月13日

マイノリティ·リポートを例えにだしているが、監視カメラを用いて顔や散歩の様子から人々を認識し、テロリストや犯罪者であるか分析するシステムの可能性を示唆している。

元CIAエージェントによって設立され、CCTV(closed circuit television 監視カメラ)やナンバープレートリーダーの膨大な情報を活用

○トレンドマイクロのセキュリティ・コンサルタントもその存在を示唆

○誇張した主張に聞こえるが、有り得ないとされた国際電波傍受システムは既にエシュロンとして知られている

Anonymousからのプレスリリース



Sunday – August 12, 2012 11:00 AM ET USA


○TrapWireは顔認識や都市の無数の異なったカメラを用いて、個人を追跡および監視。人工知能を含む他の技術を使用する。

このプログラムは、インターネット上のすべてのソーシャルメディアを監視

ソフトウェアは、テロを防ぐためにされる方法として宣伝されているが、政府や企業に前例のない監視およびデータマイニング機能を提供、使用することができる。

ニューヨーク・ロサンゼルス・ラスベガス・テキサス州・ワシントンDC・ロンドンなど

ストラトフォーとエシュロン


ストラトフォー(STRATFOR)は、アメリカ合衆国の民間情報機関。正式名は「ストラテジック・フォーカスティング有限会社」(Strategic Forecasting, Inc.)。インターネット・サイトで情報配信を行う。1996年にテキサス州オースチンにてジョージ・フリードマン(George Friedman)により設立された。「影のCIA」と称されることもある(BARRON'S ONLINE)。

▲エシュロンWiki
エシュロン(Echelon)は、アメリカ合衆国を中心に構築された軍事目的の通信傍受(シギント)システムで、同国国家安全保障局(NSA)主体で運営されていると欧州連合などにより指摘されているものである[1]。ただしその存在がアメリカ合衆国自身によって認められたことはない。


Wikipedia エシュロンより

日本には、青森県の三沢飛行場近くの姉沼通信所に、傍受施設(通称「ゾウの檻」)が存在し、1,000人単位のNSA要員が詰めていると言われる他、東京都心のいくつかのUKUSA同盟国の公館内(駐日アメリカ合衆国大使館等)にも傍受施設が存在し、分担して傍受活動を行っているとされている。
メールがリークされたストラスフォーは、影のCIAと呼ばれています。TrapWireも一見すると空想のように聞こえますが、通信システムの監視は、既にエシュロンで行われています。日本では、青森県の三沢基地に通信傍受用のアンテナ施設が敷設されています。



動画 アノニマスが注目中




PLF (@PLF2012)
2012/08/13 00:15:19
from web
Anonymous Operation TrapWire - Press Release |
bit.ly/OT3mNS
#Anonymous #OpTrapWire #TrapWire#FuckTheSurveillanceState #OpUSA

▲アノニマスオペレーション トラップワイヤのプレスリリース


Anonymous
(@YourAnonNews)

2012/08/13 05:09:24
from GroupTweet
#Anonymous Operation #TrapWire - Press Release remainanonymous.org/2012/08/12/ano…

▲プレスリリース



Anonymous
(@YourAnonNews)

2012/08/13 08:49:59
from GroupTweet
#Trapwire and data mining: What we know |
bit.ly/ObA6TE
#Anonymous


▲プレスリリリース

トラップワイヤの経営陣と経歴 CIA出身


Anonymous
(@YourAnonNews)

2012/08/13 07:11:18
 from GroupTweet
list of #trapwire management team since they removed it from their site pastebin.com/DJ05czPk

※下記、少し長いです。赤文字部分が、CIA勤務について。


ダンBotsch、代表取締役社長


組織のあらゆる側面を監督
ボストン大学から国際関係の修士号を取得;とベイツ·カレッジから数学と政治学の学士号を取得ダンは、ビジネスのシカゴの大学院大学でMBAを取得しています。
CIAに11年間勤務 ロシアや東欧情勢の専門家
ビジネス·インテリジェンス·グループの副所長として企業のセキュリティ経験あり(グローバル100エネルギー会社のために政治、経済、安全保障と市場の動きを監視)

マイケルManess、ビジネス開発ディレクター

TrapWireの事業開発活動を担当。TrapWire重要インフラシステムのルールエンジンとそのユニークな、構造化されたレポートフォーマットの開発に重要な貢献。研修プログラムのいくつかの設計と開発に貢献し、TrapWireシステムの展開をサポートするためにテロ対策や監視の専門知識を提供。
 中東、バルカン諸国、ヨーロッパでテロ対策とセキュリティオペレーションを指示。中央情報局(CIA)とのサービスの20年後にTrapWireに参加
9月11日のテロ攻撃の直接のきっかけにアルカイダの作戦部隊との闘いに尽力ボスニアとコソボでの彼の仕事がCIAによって認められている。
複数の言語に堪能。国際交流と外国語の学位をテキサス州立大学で授与

マイケルK.チャン、オペレーションディレクター

TrapWire研修プログラムとTrapWireシステムの展開を担当
2005年にTrapWireに参加するまで、マイクは対テロ作戦担当者とセキュリティ担当者として、中央情報局(CIA)は12年務めた。
彼が設計し、配備された多数の、多面的な対テロ作戦とトレーニングプログラムは、世界中の様々な軍事、諜報、法執行機関と密接である。
中央情報局長官と次長の個人的なセキュリティの詳細にアシスタントチームリーダーと特別代理人を務めていました
対テロ作戦、保護操作、および監視の検出を含むさまざまな分野のトレーニングプログラム、シニアインストラクターを務めています。
CIA公認銃器や武器のインストラクター。
ジョージ·ワシントン大学で法科学(?)の修士号、ペンシルバニア州立大学で司法管理学(?)の学士を授与。

ポール·チャーダ、情報技術のディレクター

世界中のTrapWireデータセンターの運用·保守を含む、全社的な技術インフラを管理。
製品、継続的なクライアントサポートサービス、およびTrapWireシステムの展開のための技術統合の努力、ソフトウェア開発・管理の責任者。
情報技術の分野で10年以上の経験を持ち、強固なセキュリティと信頼性の向上を必要としている企業のネットワークを向上するためにリードしてきた。
公認情報システムセキュリティプロフェッショナル(CISSP)、公認倫理的ハッカー(CEH)と、EC-COUNCIL認定証券アナリスト(ECSA)の資格を取得。

その他の追跡システム

▲WIKILEAKSがGPS・携帯電話・マイクロカメラの複合監視システムについて公開。その解説に、ドラえもんと孫悟空、ジョーなどが使われている(笑)

イタリアの会社が開発している、複合監視システムもウィキリークスで明らかになっていました。TrapWireで危険性が明らかとなりましたが、街中の監視カメラや車のナンバープレート認識システム(日本だとNシステム?)などを複合的に用いる事で、プライバシーはなく反政府思想の人間は監視されていくのでしょう。コンピュータを用いた監視システムの完成ですね。

追記
▲ACTAとは 検閲でインターネット終了2012/08/05

ACTAが成立すれば、あらゆる角度からネットの使用を調査。反政府行動をする人間をあらかじめマーク、TrapWireを用いて追いかけ続けられることになるかもしれないですね。

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