安倍元首相 憲法改正を衆議院選挙争点に

自民党の安倍晋三総裁が、憲法改正を衆議院選挙争点にするとの意向を示しました。管理人は、自民党が過去に徴兵制度についても言及している点が気になっています。


憲法改正について言及

「衆院選争点に憲法改正を」と自民安倍総裁 


自民党の安倍総裁が京都での講演で、次期衆院選で憲法改正を争点の一つにしたいとの意向を示した。 2012/09/30 15:43  【共同通信】
憲法改正について選挙の争点にしたいと、安倍氏が発表しました。
次回の選挙で、自民党の躍進が濃厚ですので、内容について注視すべきであると思います。


2010年と少し古いですが、管理人が気になったのが、下記の記事。


徴兵制度について、過去に議論


2010/03/04 20:49   【共同通信】
 自民党憲法改正推進本部(本部長・保利耕輔前政調会長)は4日の会合で、徴兵制導入の検討を示唆するなど保守色を強く打ち出した論点を公表した。これを基に議論を進め、05年に策定した改憲草案に修正を加えて、憲法改正の手続きを定めた国民投票法が施行される5月までの成案取りまとめを目指す。

管理人は、2010年に話し合われた論点が下敷きになり、衆議院選挙で争点になるのではないかと、考えました。

この時は、徴兵制導入の検討が示唆されています。



兵役の義務について


 論点では「国民の義務」の項目で、ドイツなどで憲法に国民の兵役義務が定められていると指摘した上で「民主主義国家における兵役義務の意味や軍隊と国民との関係について、さらに詰めた検討を行う必要がある」と記述。

ドイツの事例を出しながら、兵役義務について検討することを示唆しています。

管理人が疑問に感じているのは、志願兵制度を多くの国が採用する中で、あえて徴兵制度に言及する理由です。

艦艇をはじめ、兵器は省人化できるように開発が進んでいます。

徴兵制度を積極的に検討する理由の一つとして、現状の志願兵制度では自衛隊に人が集まっていない事が考えられますが、現状は、徴兵制度を検討しなくとも、十分な人員が充足されているように思います。

安倍元首相の示唆した、憲法改正について、どういった案がでるのか注目したいと思います。

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