大津いじめ 教育委員会が学校の隠蔽を認める

大津市教育委員会が、学校の隠蔽を認めました。学校を強制捜査で押収した資料に、「いじめ行為としてとらえ、指導する」と記載がありました。知っていて、隠蔽していたということですね。

▲大津いじめ 皇子山中学校と教育委員会の嘘 10月26日にいじめ行為があったと資料に記載あり2012/07/17

市教委 学校は、いじめ認識と見解


2012/09/18 23:32   【共同通信】
 大津市の中2男子●殺で、市教育委員会は18日、男子生徒の自●前に学校がいじめを認識していた可能性があるとの見解を初めて示した。
大津市教育委員会がようやく、いじめを認識していた可能性について言及しています。
言い換えれば、隠蔽していたという事ですね。

警察の押収資料 教師がいじめ認識と記載

学校がいじめを認識していた文書があり

教諭が作成し学校が保管していた資料に、自●の数日前の男子生徒と加害者とされる生徒とのトラブルについて「いじめ行為としてとらえ、指導する」との記載があった。

 市教委と校長が18日記者会見し明らかにした。

この件ですが、実は以前から、隠蔽の可能性については、報道されています。

事件直前の対策会議を隠蔽

▲大津いじめ 皇子山中学校先生が●殺6日前の対策会議を隠蔽2012/07/14
・自●6日前の昨年10月5日、担任らが対応策を考える会議を開催 
・「いろいろな可能性の中でいじめについても考えて対応する」ことを決定

事件当日の報告書を隠蔽 教育委員会に報告せず

毎日新聞はこの会議の報告書について報道しています。上記画像の前校長会見は、10月11日。堂々と嘘をついています。

▲大津いじめ:●殺当日、校長に報告文書 毎日新聞 2012年09月18日 22時58分

・校長は文書について市教委に報告せず。その日に内容を確認したが放置 
・強制捜査で、学校を捜索した際に、「生徒指導連絡」と題する報告メモを押収 
・男子生徒が自●した昨年10月11日、「知っていることを報告してほしい」という校長の指示で、3年の生徒指導担当(当時)の男性教諭が作成 
・男性教諭は、昨年10月5日に学校のトイレで男子生徒が同級生に殴られた件について、「男子生徒が弱い立場にいる。加害生徒の行動をいじめ行為としてとらえた。被害者として指導する」と書いていた。

自●直後に多数の教師がいじめを知らないと嘘

▲大津市立皇子山中学校の先生全員がいじめ隠蔽と判明2012/07/12
・去年10月に生徒が自●した直後におよそ50人の教師全員にに聞き取り調査 
・男子生徒へのいじめを「認識していた」と答えた教師は1人もいなかった

複数教師がいじめを認識


 学校は9月上旬以降、教諭から聞き取りを実施。トラブル後に開いた会議で男子生徒らの学年を担当する教諭13人中3人が「いじめに発展する可能性がある」と認識していたことが判明した。しかし会議では「いじめではなくけんか」と結論づけていた。
既に隠蔽していたことを決定的でしたが、13人中3人が認識していたことが判明しました。
つまり、事件後に学校として、隠蔽していたことが改めて浮き彫りになりました。

▲大津いじめ加害者は、転校先でも集団リンチ事件を起こしています。
学校が隠蔽することで、姿勢が、事件後に加害者が反省する機会を奪ったのでしょう。

▲大津市いじめ加害者 担任教師暴行で教育委員会が被害届提出を指示。別の加害者は、事件後に学校の先生を暴行、骨折させています。

管理人は、学校が曖昧にすることで、新たな被害者を生んだと考えています。どういった資料が他にもあるのかどうか、事情聴取の内容についても注視したいと思います。

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