大津市教育委員会 第三者委員会が責任追及

大津市の第三者委員会がいじめ調査で、大津市教育委員会を調査対象にしました。管理人は、事実上の、責任追及に繋がるものと考えています。


市教委の指導 学校との意思疎通を調査

(2012年9月24日  読売新聞)

 いじめを受けていた大津市立中2年男子生徒が自●した問題を調べる市の第三者調査委員会(委員長=横山巌弁護士)は23日、市役所で第5回会合を開いた。この中学校の「いじめ情報隠し」が相次いで発覚したことから、市教委の指導・監督に問題がなかったかどうかを調査対象とすることを決めた。第三者委は、市教委と学校の意思疎通に問題があったとみて、当時の市教委の記録などを調べる。
皇子山中学校の、情報隠蔽の続出が問題視されています。

その点について、大津市教育委員会の指導・監督が調査対象と決まりました。
管理人は、大津市教育委員会が、問題だと指摘されたに等しいと考えます。

聞き取り調査を拡大

 また、いじめ実態の聞き取り調査では、教諭15人、生徒約20人としていた対象を、教諭20人、生徒22人に広げることを決めた。
事件の実態調査については、未だ続いており、皇子山中学校では聞き取り対象の人数が拡大しています。

苦情は未だにやまず

▲大津市教委に不穏メール9452、電話7586件 診断受ける職員も
NEWSポストセブン 2012年9月24日(月)7時00分配信

 市教委に対する不穏なメールや電話は依然続いており、8月末までの2か月間でメール9452件、電話7586件に上った。

▲大津市教育委員会いじめ苦情3000件 滋賀県警察にも 「調査が甘い」 2012/07/10

7月から既に2ヶ月経過していますが、苦情が続いています。
世間の関心が、いまだに高い事が分かると思います。

大津市教育委員会に対する怒りの声

大半が“おまえらを許さんからな”とか“いてもたろか”という感情的なもの」(市教委)だといい、10本の外線がある市教委では一日中電話が鳴り続け、常に通話中の状態。業務に支障が出るだけでなく、カウンセリングを受けなければならない職員まで出てきた。そういう中で起きたのが襲撃事件だった。
大津市教育委員会は、感情的なものと言っていますが、実態はどうでしょうか。

▲大津いじめ 教育委員会が学校の隠蔽を認める 2012/09/19

最近になって、ようやく、いじめの隠蔽を認めています。
警察の強制捜査で、もう隠し切れなくなってきているのでしょう。


事件については、上記ご参照。

現状としては、大津市教育委員会の責任がようやく追及されようとしています。

大津市教育委員会の変化

▲大津市いじめ加害者 担任教師暴行で教育委員会が被害届提出を指示 2012/09/15
 市教委はこれまで、生徒が反省しているとして「教育的配慮から被害届は提出しな」と説明していたが、県教委から被害届を提出するよう指導されたため改めて協議し、「暴力行為に対しては毅然(きぜん)とした態度で臨むべきだ」との結論に達したという。今月7日、学校側に被害届を出すよう伝えた。最終的な判断は学校側に委ねる方針。
世間から、猛烈な批判を浴びて、ようやくその姿勢を転換したようです。

加害者の評判

▲大津いじめ加害者山田晃也の週刊新潮記事写真 転校先で集団リンチ 被害者自●は『父親の●V』と発言 2012/07/19

管理人は、事故直後から、対応を徹底していれば、こういった発言は飛び出さなかったと考えています。加害者の学校での評判が下記です。

▲大津いじめ加害者写真 木村小綱山田の報道と学校での評判 あだ名は『陰キャラ』 2012/07/17
校内で目立つタイプではなく、生徒間では「陰キャラ」と呼ばれていたという3人
学校や教育委員会の対応が後手に回った事が、加害者を反省させず、今回の事件解決が長引いていた原因の1つであると管理人は、考えています。

第三者委員会は、徹底的に調べ上げて、膿を出し切って欲しいと思います。

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