東京品川いじめまとめ 加害者を学校追求せず隠蔽

品川の中学校いじめ事件で、学校が加害者を追求せずに隠蔽をはかった可能性があります。残念ながら、公立・私立問わず、積極的に自衛するしかないように思えます。

事件と学校の対応概要

担任に3度相談【4月】【5月】

【4月】・1回目は、入学直後の4月下旬、文房具の紛失について(共同通信)

【5月】・5月上旬と下旬に計2度、生徒は担任に文房具の破損について相談(共同通信)

大津の事件を受けていじめについてアンケート【7月】

【7月】・(大津の事件を受け)7月のアンケートで生徒『物を壊された』と回答(東京新聞)

・学校は、生徒がアンケートに五月の件を書いたため、六月以降は壊されたことはないと判断。問題が解決したとして、報告せず(東京新聞)

・いじめの可能性があると思われる回答21件 深刻と4件を認定(毎日新聞)

・男子生徒の回答を除外(毎日新聞)

・現在の状況については「解決しそう」に丸をつけていたため、学校はいじめとして都教委に報告しなかった(毎日新聞)

・学校側は「いじめではなく、悪ふざけという認識だった。指導の結果、解決したと思っていた」(毎日新聞)

被害者の男子生徒が受けた行為と学校の対応

・シャープペンシルを2回壊される(東京新聞)

・壊した生徒は特定せず(東京新聞)

・男子生徒は五月にシャープペンシルを二回壊されるなどし、担任教諭がクラス全員に注意。だが、壊した生徒は特定しなかった(東京新聞)

物を壊された以外の被害の可能性について

・複数の生徒から「ばか」「消えろ」などの暴言を受け、暴力があったとの情報あり(東京新聞)

東京新聞 東京都にいじめを報告せず

・(大津の事件を受け)7月のアンケートで生徒『物を壊された』と回答

・シャープペンシルを2回壊される

・学校は、生徒がアンケートに五月の件を書いたため、六月以降は壊されたことはないと判断。問題が解決したとして、報告せず

壊した生徒は特定せず

・複数の生徒から「ばか」「消えろ」などの暴言を受け、暴力があったとの情報あり

・男子生徒は五月にシャープペンシルを二回壊されるなどし、担任教諭がクラス全員に注意。だが、壊した生徒は特定しなかった。

品川・中1自● 都にいじめと報告せず 
2012年9月29日 夕刊 東京新聞
 東京都品川区の区立中学一年の男子生徒(12)が●殺した問題で、生徒が七月にアンケートで「物を壊された」と答えた結果を、学校がいじめの認知件数に含めず、都に報告していなかったことが分かった。学校として問題が解決したと判断したためで、校長は二十九日、本紙の取材に「適切な対応ができなかったことは否定できない」と対応の甘さを認めた。

 学校などによると、アンケートは、いじめに遭った大津市の中学生の●殺を受け、品川区教育委員会が区内の小中学校を対象に実施。困っていることなどを記述や選択肢で聞いた。学校はアンケート結果から、いじめと疑わしい内容を含め四件について、区教委を通じて都に報告した。
 男子生徒は「物を壊された」と書いたが、現状を選択肢で尋ねた設問には「解決しそう」と回答した。学校は、生徒がアンケートに五月の件を書いたため、六月以降は壊されたことはないと判断。問題が解決したとして、報告しなかったという。
 男子生徒は五月にシャープペンシルを二回壊されるなどし、担任教諭がクラス全員に注意。だが、壊した生徒は特定しなかった。男子生徒の自●後、学校と区教委の調査委員会が同級生にアンケートや面談をし、複数の生徒から「ばか」「消えろ」などの暴言を受け、暴力があったとの情報も出ている。

共同通信 被害者は担任に相談 加害者特定されず

・担任に3度相談

・1回目は、入学直後の4月下旬、文房具の紛失について

・5月上旬と下旬に計2度、生徒は担任に文房具の破損について相談
加害者不明のまま「解決」 東京・品川の生徒自● 
2012年9月29日 10時18分 共同通信

 いじめを受けた東京都品川区立中1年の男子生徒(12)が自●した問題で、校内で文房具を壊されるなどの被害を生徒が担任教諭に3度にわたって相談していたことが29日、学校への取材で分かった。その後、被害が止まったため、学校は加害生徒を特定しないまま問題が解決したと判断していた。
 校長によると、生徒から担任への最初の相談は入学直後の4月下旬、文房具の紛失についてだった。事情を知る生徒がいないかを担任がクラスで聞いた後、教室の片隅で見つかり、学校は「解決」と判断した。
 5月上旬と下旬に計2度、生徒は担任に文房具の破損について相談。この時も加害者が特定されないまま、被害が止まったため、学校側は「解決」と判断した。

毎日新聞 学校、深刻と認識せず

・いじめの可能性があると思われる回答21件 深刻と4件を認定

・男子生徒の回答を除外

・現在の状況については「解決しそう」に丸をつけていたため、学校はいじめとして都教委に報告しなかった

・学校側は「いじめではなく、悪ふざけという認識だった。指導の結果、解決したと思っていた」
品川・中1自●:いじめ、学校側「深刻」と認定せず
毎日新聞 2012年09月30日 11時21分(最終更新 09月30日 11時42分)

 東京都品川区で区立中学1年の男子生徒(12)が自●した問題で、区教委が7月に児童生徒へのアンケートを実施した際、同校ではいじめの可能性があると思われる回答が21件あったが、深刻だと認定した4件から男子生徒の回答を除外していたことが29日、分かった。校長は「本人がアンケートで『解決しそう』と答えていた。21件全てについて指導してきたが、対応が行き届かなかった」と話している。

 学校側によると、男子生徒はこのアンケートで5月にシャープペンシルが壊されたことに触れ、「ものが壊された」と書いていた。だが、現在の状況については「解決しそう」に丸をつけていたため、学校はいじめとして都教委に報告しなかった

 また、男子生徒は担任教諭(55)に持ち物が壊されたことなどを3度相談していたが、担任は加害者を特定せず、クラス全体への指導にとどめていた。学校側は「いじめではなく、悪ふざけという認識だった。指導の結果、解決したと思っていた」と説明している。

学校の対応について

品川の中学校いじめについてですが、学校の言い分の一つが、子供が大津の事件を受けて、アンケートに『解決できそう』と回答したとしている点です。

ところが、別の報道を見ると、生徒がアンケートに書いたのは5月であり、6月以降に壊されていなかったので、報告しなかったとなっています。

筆箱の件についてしか、触れていませんが暴言・暴力がいつ、本当にあったのか。加害者とその内容について、特定を行うべきであると管理人は考えます。

他のいじめ事件について

▲大津いじめ加害者山田晃也の週刊新潮記事写真 転校先で集団リンチ 被害者自●は『父親のD●』と発言 2012/07/19

大津の事件については、対処が遅れ新たな被害者を出しています。

▲黒木瞳娘が青山学院いじめ 子供の名前と犯罪が酷すぎる 学校買収で被害者も停学処分 2012/08/24
▲黒木瞳娘萌子いじめ 青山学院中等部保護者説明会 学校内で援助交際や脱法ハーブの噂も 2012/09/19
青山の件では、学校にお金(寄付金)の支払いにより揉み消しをはかったと指摘されています。

青山学院については、初等部で学校が不登校・退学の原因になったと認めています。

▲青山いじめ写真 加害者は学校 被害者にお詫び 2012/09/28
4年桃組◎◎くんは、3年時の学校の不適切な指導が元で苦しみを受け、学校に登校することが出来なくなり転校することになりました。このような結果になってしまったことは大変遺憾であり初頭部部長として丸◎くん並びに◎◎くんのご両親に心よりお詫びを申し上げます。初等部部長 中村貞雄
公立学校・私立学校問わず、学校には期待できないという事だと改めて認識させられます。

残念ながら、結局の所、子供の為には、家庭で自衛するしかないということですね。

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