福島原発事故 原因は東電の現金不足

東電のテレビ会議映像が公開されているので紹介。福島原発が爆発した理由の一つに、現金不足があげられています。。モタモタしてるうちに、20km圏内で避難指示が発令。バッテリー調達ができなくなっています。

疑問が残るのは、信用取引がなぜしない・できなかったのかという点です。お店に断られたのでしょうか?その辺りについて、取引相手とやり取りしたのか、疑問が残ります。


TV会議 動画



手持ち現金なし 運ぶためにヘリ

福島第一原発 資材班 
「現金が不足しております」 
「申し訳ありませんが現金をお持ちの方、貸していただけないでしょうか?よろしくお願いします」 

本店 小森明生 常務(当時) 
「今日 ヘリコプターで飛ぶ人いるのかな」 
「ヘリコプターで飛ぶ人誰ですか」 
「役割は現金」 
現金がないのであれば、信用(証書や手形など)でやりとりさせることは、できなかったのでしょうか?
それとも、東電本店は福島第一原発にその権限を与えなかったのでしょうか。

ヘリコプターで現金を運ぶ前に、その点に疑問を感じます。

バッテリーを買う現金がない

ナレーション 
「電源は失われ、2号機と3号機にもせまるメルトダウンの危機。原子炉を冷却するためには、車のバッテリーをつないで弁を動かすしかなかった」 
しかし、命綱のバッテリーを買う現金すら無かった」 
「ようやく10時間後・・・」 
インフラが破壊されていたので、現金でなければ、お店は対応してくれなかったということなのでしょうか? 管理人、その辺りが理解できません。

本店 
「本店から相当多額のお金を持って(福島の)オフサイトセンターに一人向かわせています」 
オフサイトセンターに現金がある状態が今晩ぐらいから生まれるのでご活用ください、お願いします」 

福一 吉田昌郎 所長(当時) 
「はい、それは借用書を書けば貸してくれるということですね」 

本店 
「信用貸しといたしましょう」 

福一第一原発 吉田昌郎 所長(当時) 
「はい、わかりました。ありがとうございます」 

現金のやり取りで、時間を空費していることが分かります。

20km圏内 避難指示 資材調達できず

ナレーション 
「ところが福島第一原発から20km圏内にはすでに避難指示が出ていた」 
近くには空いている店は無かった」 
 現金のやり取りに時間がかかっているうちに、開いているお店が無くなってしまったということですね。

福島第一原発 資材班 
「私どもも地元で(バッテリーを)調達しようというふには努力しているんですが、 なんせいわきに行くまで6時間くらい、どうも今かかっているようなので、 ぜひ本店さんにもご協力していただけたらと思いますので」 

福島 オフサイトセンター 
「今日 うちの方でいわき方面にバッテリー買いに行ったんですけれども。どこも買えませんでした」 

物資はホームセンターで買出し

福島第一原発 資材班 
「明日また買い出しに行きますのでホームセンターなどで手に入るような物で、何かご希望の物があればリストを持って、口頭で構いませんから資材班の方までお越しください。」 

ナレーション 
物資の補給はホームセンターへの買出し、世界最悪の原発事故の現場とは思えないやりとりが続く」 
(文字起こし続く)
あれだけ、大きな原発6基分の物資。
ホームセンターで賄えないであろうことは、容易に想像がつきます。



備蓄なども足りなかったのでしょうね。
本店と政府がやり取りを行い、自衛隊ヘリに要請。バッテリーを運搬してもらうことはできなかったのでしょうか。疑問が残ります。

福島原発事故原因は東電が無能 米国団体の批判が酷すぎる 2012/09/21

アメリカの団体が言う通りと思わせる、やり取りですね。

この続きの文字起こしは、長くなるので、別トピックで行います。

追記 続きは下記です。

福島原発で水素爆発と判断理由東電 『保安院が言っているから』 2012/10/07

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