六本木事件 犯人海外出国か

六本木クラブ、フラワーの集団襲撃事件ですが、 警察が事情聴取しようとした人物の中に、海外に出国したメンバーがいるようです。事件の犯人・もしくは何らかの関与をしており、逃亡したのでしょうか。


六本木襲撃事件犯人 クラブからの逃走経路 2012/09/24

※上記は、事件現場の六本木クラブフラワー~東大和市までを単純に、グーグルマップで調べたものです。何となくイメージはつかめると思います。

六本木フラワー暴行事件 被害者写真と犯人の車 2012/09/04

逃走経路についての報道は、上記ご参照。

人違いで襲撃か


産経新聞 10月3日(水)7時55分配信

 東京・六本木のクラブ「フラワー」で飲食店経営の藤本亮介さん(31)が金属バットなどで武装した男の集団に殴られて死亡した事件で、六本木を拠点に活動する20~30代の不良グループが、実行犯として浮上していることが捜査関係者への取材で分かった。事件は2日で発生から1カ月。このグループは、藤本さんとは無関係の別の不良グループとトラブルを抱えており、警視庁捜査1課は藤本さんが人違いで襲われた可能性もあるとみて捜査している。
被害者が人違いであり捜査しているとあらためて報道されています。
暴力団の関係者と間違われた可能性について、以前、報道されていました。

六本木フラワー犯人写真と動画 2012/09/09
ところが、捜査が進むうちに、犯人グループが狙っていたのは藤本さんではなく、山口組系の極心連合会の組員だったことが判明。 
六本木クラブ事件犯人は暴力団山口組関係者狙いか 2012/09/22
そのため人違い説が唱えられ、犯人らが狙った人物に、島田紳助の“引退騒動”でも関係が取り沙汰された山口組系周辺者が浮上している。また、去年暮れに起こった“六本木襲撃事件”ともよく似ていますよ」(捜査関係者)
警察の見立てでは。
犯人グループは、山口組系の極心連合会系の組員と間違えたと見ているのでしょう。

犯人の写真


 捜査関係者によると、襲撃直前の様子をとらえた現場近くの防犯カメラの映像には、実行犯とみられる9人の男が、金属バットなどを持って2台のワゴン車から降り、店に向かう姿が写っていた。
犯人グループの写真については上記をご参照。
金属バッドを、もっているのが分かると思います。

防犯カメラの映像は既に公開されており、2台の車両から降りている様子が分かります。関心のある方は、上記リンクをご参照。

警察は暴力団の組織的関与はないと判断

 捜査1課は当初、暴力団の捜査を担当する組織犯罪対策4課の応援を得て捜査を始めたが、手口などから暴力団の組織的関与はないと判断。捜査1課が防犯カメラの映像を公開してからは、具体的な情報が寄せられ、六本木の不良グループの関与が浮上したことから、警視庁では、不良グループの捜査を担当する組織犯罪対策特別捜査隊も本格投入して捜査している。
警視庁は、暴力団の組織的関与は、ないと判断したようです。

 捜査関係者は「急遽(きゅうきょ)呼び集められたのか、現場近くから徒歩で車に集まってきた男も数人いた。金属バットなどでめった打ちにするやり方も、このグループの特徴と一致する」と話す。
管理人が気になったのは、この部分。
公開された映像では、ここまでは判別できないと思います。他にも映像があるのでしょうね。

警察 犯人を捕まえ切れなかったか

 一方、捜査1課が事情を聴くためにグループのメンバーの所在を確認したところ、数人が事件後1週間以内に東南アジアやハワイに出国していたほか残りも都内からいなくなっていたことが判明した。警視庁はこれらのメンバーが何らかの事情を知っているとみて行方を追っている。
警察が事情聴取をしようとした人物が既に、海外に出国。
海外に出国していないメンバーも、東京都内からいなくなっているということですね。

東南アジアやハワイに出国と分かっているということは、正規ルートで出国。名前を調べられる状態であったのではないでしょうか。

捜査関係者によると、男らは六本木などを拠点とする不良グループのメンバーとみられる。防犯カメラの画像や関係者の証言から参考人として浮上。警視庁が聴取のため所在を捜したところ、事件後数日から1週間以内に出国していたことが分かった。
警察が事情聴取を行おうとしたが、出国したメンバーは、六本木などを拠点とする不良グループのメンバーのようですね。

(中略)
 一方、グループが今年2月、六本木で別の不良グループと小競り合いになっていたことが判明。数年前にも、両グループ間のトラブルとみられる○人事件が起きているという。
警察が追いかけていた不良グループですが、別の不良グループと抗争があったようです。

既に指摘されている暴力団関係者と別の人物であるのかどうか、注視したいと思います。

不良グループ捜査のチームが動いている模様 


 【用語解説】警視庁組織犯罪対策特別捜査隊
 主にクレジットカード偽造などの組織犯罪の捜査を担当する。平成22年に歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが殴られた事件の捜査に参加したのをきっかけに、暴力団ではないが、反社会的傾向のある不良グループの捜査に力を入れ始めた。9月には、他人名義でマンションの賃貸契約を結ぶなどしたとして、詐欺容疑で不良グループ「関東連合」の元リーダー、石元太一容疑者(30)を逮捕している
関東連合と六本木クラブ事件 藤本亮介とガールズ焼肉雌牛 SIKグループの関係 2012/09/03

被害者の情報については、上記ご参照。

警視庁組織犯罪対策特別捜査隊について、説明がありますが、市川海老蔵さんが殴られた事件の捜査に参加後に、不良グループの捜査に力を入れ始めたと指摘があります。

関東連合 半グレ集団を中心に警察は捜査か

六本木クラブ事件犯人は関東連合か 2012/09/04
この「半グレ集団」は、繁華街で荒っぽい事件をたびたび引き起こしており、最近では、元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏や市川海老蔵氏の暴力事件への関与が取りざたされている。
   また、暴力団に籍を置いていないため、暴力団対策法や暴力団排除条例の適用対象外だ。出会い系サイトや振り込め詐欺にかかわっているとの疑いもある。
市川海老蔵さんの事件は、関東連合の関与が示唆されています。

やはり、警察は関東連合・半グレ集団の対処に本格的に動いているのでしょうね。

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