幸い、大分工場は定期点検中のため、該当のプラントの運転は停止していたようです。運転している最中の火災であれば、違った可能性はないのでしょうか。
工場出火 タンクが焦げる
燃えたのは、保湿剤の一部のようです。
タンクに保管していた物質は、レゾルジンとなっています。
レゾルシンを溶かす作業中に出火
▲住友化学 化成品事業部 レゾルジン
固体 融点≧108°C
レゾルシンの融点が、約100度なので蒸気で溶かす作業をしていたということなのでしょうか。管理人が、気になるのは、なぜ火災が起こったのか報道されていない点です。
現在、出火原因を調べているということですが、そんなに時間がかかるものなのでしょうか?
プラントが停止中
このレゾルシンのプラントですが、三井化学岩国大竹工場の火災も、レゾルシンです。
工程が異なるとは、思うのですが、だとしても気になりますね。
▲岩国大竹工場レゾルシン製造施設爆発・火災事故にかかわる報告書(概要)
幸いにも、大分工場のこのプラントは、3ヶ月前から休止していたようです。
もし、連続運転中に発生していたら、この程度ではすまなかったかもしれないですね。
報道比較
大分工場火災
千葉工場火災
▲住友化学 千葉工場火災 劣化ウランはチッソの70倍 メディアは報道統制か 2012/10/17
どちらもそうですが、報道が少ないように感じます。
特に千葉工場に関しては、地元のニュースも報道していないのが不思議に感じますね。
他の化学工場の火災について
▲三井化学岩国大竹工場(山口県)で爆発 放射性廃棄物3379本保管 2012/04/22
▲日本触媒姫路工場爆発 地図と場所 核物質保管か 2012/09/29
▲住友化学千葉工場で火災 劣化ウラン65トン保管 地図と場所 2012/10/17
最近、核物質を保管している化学工場の火災が、発生しています。
いつまで、保管するつもりなのでしょうかね。
少なくとも、事故の際には可能な限り、情報開示すべきであると管理人は考えます。
0 件のコメント:
コメントを投稿