千葉4区の予想 野田引退か

11月に衆議院解散、12月に衆議院選挙が行われる。どうやら、解散した張本人の野田首相の当選が危ぶまれている。野田首相の選挙区は千葉4区であるが、どうやら引退が現実味を帯びてきたようだ。


政治と金の問題

何よりも、あげられるのは政治と金の問題だ。野田首相に落選の可能性がある事について、既に触れているが、在日韓国人からの外国人献金問題が十分に説明されていない。

野田首相が、公務や全国遊説で選挙区を留守にすると、元秘書で弟の野田剛彦議員(船橋市議会議員)が選挙活動を行うことになるであろう。この弟の政治とカネの問題が十分に説明されていない。これは、野田首相本人に加えて、陣営としてマイナスのイメージを持たれそうだ。

さらに、消費税増税と復興予算の無駄遣いの問題が、注目された事により政権の責任者として、逆風に立たされることは間違いないであろう。

郵政選挙で苦戦

続いて、千葉4区の情勢を見てみよう。
参考になるのは、小泉政権の郵政解散選挙であろう。

  • 野田佳彦 48歳 民主党    前 129,834票 44.9%
  • 藤田幹雄 36歳 自由民主党 新 128,890票 44.6%

郵政解散選挙では、得票数は、1000票も差がなかった。

得票率を見ると、野田首相と藤田氏で95%ある。野田首相への票が逃げるとすると、藤田氏に投票された事が想定されるが、そう考えると500票程度のものである。

電子掲示板(2ch、阿修羅など)、ツイッター、フェースブックなどのインターネットユーザーの人口を考えると、野田政権の現実を見て怒っている人も多いであろう。テレビ以外で情報収集している人数もある程度、期待できるので、かなり苦戦するのではなかろうか。

埋没する可能性も

野田首相が、全国に遊説をしている間、自民党と三宅の勝負が繰り広げられることだろう。問題は、野田首相にそこまでの余裕があるのかどうかだ。

TPP推進であることを考慮すると、医師会やJAなどからの投票は期待できない。

全国遊説や公務で、地元に滞在できない時間が長いと落選、議員引退も十分考えられるだろう。まさか、比例代表で重複立候補することを考えているのであろうか。

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