2012/12/04

田中真紀子 落選危機


民主党の田中真紀子大臣が、落選危機にあることが囁かれている。彼女は選挙に強いというイメージが持たれているが、残念ながら今は昔の話のようだ。過去の選挙結果について見てみよう。

田中真紀子氏は、選挙に強いイメージがあるが、自民党時代の勢いは既にない。選挙結果を見れば明らかであるが、数字を見てみよう。

42回 衆議院選挙 新潟5区 87,000票差

田中真紀子 56 自由民主党 前 137,866票 68.6% 
目黒吉之助 66 社会民主党 元   50,208票 25.0%
この選挙戦は、田中真紀子氏が自民党時代の話だ。
次点の候補に、倍以上の圧倒的な得票差をつけて当選している事が分かる。

43回 衆議院選挙 新潟5区 36,000票差

田中真紀子 59 無所属    元 98,112票  49.1% 
星野行男   71 自由民主党 前 61,937票  31.0% 
この選挙では、田中真紀子氏は、自民党から抜け出しており、秘書給与問題で議員辞職した後の選挙である。

依然として、高い得票を誇っているが、42回選挙ほどの勢いがないことが分かるであろう。

44回 衆議院選挙 新潟5区 23,000票差

田中真紀子 61 無所属    前 105,484票  51.2% 
米山隆一   38 自由民主党 新 82,993票   40.3% 
44回選挙では、さらに得票数が減っていることが分かる。
この選挙は、優勢民営化が争点であった為、自民党候補が追い風であった事は否めない。

しかし、次の選挙を見ると、勢いに陰りが出ていることが明確に分かる。

45回 衆議院選挙 新潟5区 17,000票差

田中真紀子 65 民主党    前 103,202票 49.1% 
米山隆一   41 自由民主党 新  86,453票 41.1%
45回選挙は、民主党が政権交代を成し遂げた選挙だ。
しかし、44回選挙よりも、次点候補との得票数の差が縮まっていることが分かる。

逆風の選挙戦

前回の選挙から、ACTA強行採決の委員長であったことや、大学不認可問題などで批判を浴びた事は記憶に新しい。

消費税増税問題や復興予算流用問題で、野田首相の落選も囁かれているが、田中真紀子氏も落選危機であると言えるであろう。

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1 件のコメント:

  1. 「戦争対平和の戦い」
    阿修羅にて>>http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/314.html#c164
    >>159今度の選挙はまさに「道徳」対「反道徳」の戦いなのである。

    さて戦争と原発事故は人災の極致であり共に放射能を凶器として用いる点で同じものである。

    福一事故は人災(すべて人間の手によって作り出された災害)であり原爆投下(戦争)とおなじ。

    戦争は人道のかけらも無い反人道の限りを尽くす無差別殺戮殺人であり、「反道徳」の極致である。
    同じく福一事故も日本政府マスゴミ司法によって事故直後から国民に対して無差別に「反道徳」の限りが尽くされている。

    戦争と言えば今ユダ金米軍がイスラエルと組んで対シリア攻略戦の真っ最中であり日本国民は自衛隊として「反道徳」野田ユダ金スパイテロリストによって戦場「憲法違反の戦闘地域」シリアへ派遣され「戦争」の反道徳無差別殺戮殺害の標的にされている。野田テロリストの目的は「戦争」反道徳を用いた「憲法9条のなし崩し的破壊」にあることは明らかである。

    日本の内政はいままさに戦時中「反道徳」であり海外のシリアの「反道徳」戦場と直結して連動している。

    そして「道徳」と「反道徳」は決して両立しない永久不変の対立勢力である。

    今朝の新聞で全政党がいっせいに「原発ゼロ」公約を掲げたとあった。「原発ゼロ」は一見して「道徳」に見えるがそれは間違い。日本国内の「反道徳」は福一事故において行われており、内政における「道徳」は「福一石棺桶化」「住民疎開」「放射能封じ込め」によってのみ行われる。
    よって「脱原発」「卒原発」「原発ゼロ」公約のいずれにも「道徳」は存在しない。

    今度の選挙は「道徳」対「反道徳」の戦いである。
    原発が選挙の争点にならないことはいま書いたとおりである。
    では「道徳」対「反道徳」の本当の争点は?

    原発事故と同じ人災の極致それは「戦争」である。
    今度の選挙の争点は「戦争」そのものである。すなわち日本国憲法第9条「国際紛争平和解決」条項の是非を巡って今度の選挙は争われているのである。

    脱原発に争点がないことがはっきりした今、有権者は今度の選挙で「戦争参加の是非」について選択しなければならない。

    そして「戦争=反道徳の極致」であり「平和=道徳の極致」である。

    日本国憲法9条は和をもって貴しとなす道徳常民が先祖代々営んできた日本の国土と常民にとってまさに「大和魂」そのものというべき扶桑の島天御中主命天常立命大国主命の和魂(にぎみたま)である。

    そして人間は「道徳」と「反道徳」を同時に独りが行うことは決してできない、限られた存在である。

    今度の選挙は本来政党を選ぶ選挙ではなく政治家を「道徳者」か「反道徳者」かで選ぶ選挙であるが、比例代表制併用である以上政党を選ぶ場合も基準は同じであり、「道徳=平和」対「反道徳=戦争」の戦いの中で自分の心に正直に政党を選び投票することである。

    私は「道徳=平和」へ投票する。「道徳」は君子によってのみこの世に行われるのであるから、君子小沢一郎、君子亀井静香のいる政党が私の投票先候補政党となる。

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