(重要)津波は想定外は嘘!2006年に原子力安全・保安院などが、福島第一原発など電力5社の原発で、津波被害によるメルトダウンを検討していた。




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津波が想定外は嘘でした。
今更、言うまでもないですね。2006年(平成18年)に建屋に津波が襲来する可能性を検討していたようです。

この中には、東京電力だけでなく、5電力会社で検討が行われていました。
早く対策しろと思いました。
▲(速報)原子力安全保安院、2006年に「電力会社5社」で、津波により深刻な被害がでると指摘←東電以外もあり。

上記の速報の内容について詳細が報道されています。


2012.5.17 00:12
 平成18年に経済産業省原子力安全・保安院などが実施した建屋に1メートルの津波が襲来したことを想定した勉強会で、東京電力福島第1原発以外の沿岸部4原発も浸水状況を検討していたことが16日、分かった。全5原発で非常用炉心冷却装置(ECCS)などの機能が喪失し冷却ができなくなる可能性が指摘されていた。

 検討したのは、北海道電力泊、東北電力女川、中部電力浜岡、関西電力大飯の各原発。東電は「現実の津波の可能性を考慮してなく、勉強として影響確認を行ったにすぎない」としている。

下記に、文書の日付が書いてあります。




 経済産業省原子力安全・保安院が2006年、東京電力を含む電力5社との勉強会で、北電の泊や中部電力浜岡など5社の原発で、敷地より1メートル高い津波を受けると全電源喪失などの深刻な被害が出ると指摘していたことが16日、当時の文書で分かった。

 勉強会では東京電力が福島第1原発について津波で全電源喪失に陥る恐れを指摘されながら、対策を講じていなかったことが判明している。文書は06年8月2日付。東電が公表した。

 指摘を受けていたのは、泊、東北電力女川、福島第1、浜岡、関西電力大飯の各原発。



上記には、書いていませんが、全電源喪失・冷却できなくなるということは、外部電源喪失時のメルトダウンを表します電源車が使えなかった(自社設備)ので、(言い訳してますが)想定どおりのメルトダウンです。

メルトダウンが発生すれば水素爆発は発生します。
小学生の理科です。


2H2O+2Zr→2H2+2ZrO
水+ジルコニウム→水素+酸化ジルコニウム


2006年から津波によるメルトダウンが発生が想定されていたが、対策がとられずに福島原発は大爆発を起こしたわけです。ただの怠慢ですね。

福島第一原発については、地震による配管破損がメルトダウンに繋がった可能性が散々指摘されてきました。それに対して、東京電力・原子力安全保安院が津波が原因で、それは想定外という言い訳を繰り返していました。

津波も想定内でした。

▲福島原発外部電源喪失は、手抜き工事が原因。

▲(重要)東京電力は指摘を30年以上放置、外部電源喪失の一因に!福島第一原発で耐震性が低いとの指摘の電気設備を放置。

上記の通り、外部電源は鉄塔の手抜き工事と電気設備の放置により、そもそも高確率でダメでした。


▲(動画 文字起こし)福島第一原発の傾きの有無を、目視で確認と回答!地盤の測量は未だせず!原子力安全保安院の発言が、既に英語で発信されており情けない…

福島原発では、不等沈下(場所によって地盤沈下が異なること)も発生しており、必ずしも机上のようにはなりません。


▲日本の原子力発電所のストレステスト(津波)を自分でしよう!

あくまで、参考までに。
上記で、管理人が勝手に浸水範囲を想定しました。荒いので、参考までに。

全て、海面が13mあがった想定を抜き出します。
沈んでますね。
1.泊発電所


2.女川原発


3.浜岡原発


4.大飯原発


▲(画像)原発50km圏内に人口1100万人。避難・防災対策なく、大量避難は不可能との指摘あり。日本の全原発、30キロ圏内・50キロ圏内の人口一覧。

上記に詳細がありますが、莫大な人数が被曝することになります。

現状のままで、再稼動は有り得ないでしょう。



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